ポケモンサンムーン・USUMにおける孵化歩数減少日の検証
クリスマスですね。
この日は、ポケモンプレイヤーにとっても少し特別な日だったりします。
そう、孵化歩数減少日です。
今回は、こちらが最新作でも機能しているのかの検証を行います。
孵化歩数減少日とは?
その名の通り、ポケモンがタマゴから孵化するまでの歩数が減少する日です。
具体的には、
1/12、2/14、3/3、4/1、5/5、6/11、7/7、8/21、9/7、9/28、10/31、11/21、12/14、12/24、12/25
以上の15日がこれに当たり、通常255歩ごとの孵化カウントが230歩ごとに行われる(約1割減少する)と言われています。
(出典:ポケモンハートゴールドソウルシルバー攻略wiki)
しかしながら、第6世代に入って以降、マップのマス目が曖昧になると同時に歩数という概念が廃れ、検証も行われなくなってきています。
今回は、こちらの孵化歩数現象日が最新作の第7世代、サンムーン及びUSUMでも存在するのかの検証を行います。
検証の方法
本体の日付設定が12/24のNew 3DS + ポケモンUMの英語ROM
本体の日付設定を直前で12/23に変更した旧3DS + ポケモンムーンの日本語ROM
以上の2つのROMにおける孵化までの時間を記録。
旧3DSの方は、日付変更によるペナルティにより、一切の日付関連のイベントが発生しないようになる。
そのため、仮に12/23が減少日であったとしても無視できると考えられる。
- 預かり屋のPCからデリバードのタマゴを引き出す。
- 最短距離でミルタンク下の柵の中に入ってケンタロスで回転する。
- 「おや?」が表示されるまでの時間を記録する。
上記の手順で検証を行う。
結果
孵化歩数減少日+特性マグマの鎧あり
1分15秒 / 1分16秒
孵化歩数減少日、特性補正なし
2分34秒
孵化歩数減少なし+特性炎の体あり
1分16秒
孵化歩数減少なし、特性補正なし
2分34秒
考察と結論
日付の設定に関わらずほぼ同じ孵化までの時間が得られた。
前述の通り、減少率が第4世代と同様であれば約1割の時間短縮が見込めるため、1秒程度は誤差と考えて良いと考えられる。
つまり、孵化歩数減少日は第7世代サンムーン、USUMでは存在しないと思われる。
減少日が存在しながら観測できなかったとすれば、
- 日付変更ペナルティの不明な仕様により、日付変更前に適用されていた減少が残存してしまった。
- 12/24が減少日から削除されていた。
- UMで作ったタマゴをムーンに転送したことから、別ROM/別言語ROMから移動したタマゴに減少日と同率の孵化補正がかかる。
などが考えられるが、いずれも可能性は低いように思われる。
以上、検証を行いましたが、いかがだったでしょうか?
個人的には、クリスマスは孵化歩数が減るので厳選を行うチャンス、という論理が否定されてしまったので少し困ったりもします。
厳選自体は確実に楽になってきているので、減少の恩恵を受けられないのは仕方ないかもしれませんね。
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