Mega Charizardの設定考察
ついに第七世代も終わるのですね
私は次の世代に進めないのが残念です
Mega Charizard Y
Pokemon Let’s GO Pikachu
“Its bond with its Trainer is the source of its power. It boasts speed and maneuverability greater than that of a jet fighter.”
翻訳・解説は “続きを読む” から。
概要
初代御三家の最終進化、リザードンのメガシンカです。
こちら、Yは当初から公開されていた形態になります。
能力はA+20と速さが伸びないながらCは+50され、特性・ひでりと合わせての文字通りの高火力が特徴です。
補完に優れるソーラービームも無条件で撃つことができ、水も天候が半減するため水に強い炎です。
雨と比べて晴れのエースが微妙になりやすいことも含めて、晴れパ(リザY単騎)と揶揄されることもありました。
名前の由来
Mega Charizard Y (Flame Pokemon)
由来も何もないのですが……
このパートで言うことがなくなるのがメガを扱ってこなかった理由の一つでもあります。
Charizard 自体は Char “焦がす/炭にする” + Lizard “トカゲ” と思われます。
木を炭化させてできる木炭が charcoal で、アイテムのもくたんもこの名前です。
なお、英語版のこの系統は salamander → chameleon → lizard とトカゲの内容が変わるだけで「火トカゲ」から変化しません。
サラマンダーが一番強そうに聞こえるのは気のせいでしょう。
図鑑説明と設定
“Its bond with its Trainer is the source of its power. It boasts speed and maneuverability greater than that of a jet fighter.”
“トレーナーとの結束が力の源だ。戦闘機のそれよりも優れた速さと機動力を誇る。”
戦闘機と比較するところが適度に初代らしいです。
文法面だと、比較の構文で同質のものを表す that が使われています。
than は接続詞と同時に and / or のような等位接続の性質も持つので、thatを使わなくても通せる場合があります。
… because education is a more significant dividing line in the political behavior [ of whites than of minorities]
この文では、of 以下が連続しているので並列できています。
ただ、上の説明文のような文では主文に of がない上、主語位置では文末と並列ができないので that は要ることになります。
続いてメガXです。
Mega Charizard X
Pokemon Let’s GO Eevee
“The overwhelming power that fills its entire body causes it to turn black and create intense blue flames.”
概要
特別版アニメでサプライズ的に公開された第二のメガになります。
こちらはタイプも変化し、飛行を失いドラゴンになることで水・電気への耐性を得ます。
やはり速さは上がりませんが、物理面が大幅に強化され、特性で接触技が強化されます。
物理は攻めに優れる積み技が揃うため、Yよりも積みエース志向です。
何より物理特殊が違い、タイプも変わるXYが目にする瞬間まで判別できないことがリザードンの最大の強みになっています。
図鑑説明と設定
“The overwhelming power that fills its entire body causes it to turn black and create intense blue flames.”
“全身を満たす圧倒的な力が、リザードンを黒く変化させ、強烈な青い炎を生み出させる。”
今ひとつどういう理由で黒くなるのかわかりませんが、そういうことらしいです。
炎は1,400℃くらいで白になるようですが、青くなるためには煤が少ないという条件も必要なようです。
この1,400℃くらいがちょうど蝋燭を燃やした時の温度くらいとされています。
そう考えると、あまり特別な温度には感じられませんが……
アネ゛デパミ゛
黒でリザードンというと、有名なのがアネ゛デパミ゛なる初代のバグポケモンです。
実際のところ、初代なので色がないのは当然と言えば当然に思われるのですが、多くの場合は黒いリザードンの姿として扱われます。
このことは『金銀』の時点で逆輸入されたのか、色違いとして黒が設定されています。
通常、色違いは単に色彩をある程度変更したものになる傾向だったので、特別に色が設定されているポケモンは優遇と言えそうです。
ついに第三の強化形態を得たリザードンですが、色違いが黒なことも第二世代の時点ですでに特殊形態と言えるのではないでしょうか。
さて、今週はメガリザードンでした。
メガの時代が終わるまでに一回は扱っておかねばと思った次第です。
せっかく前情報も少なくなっている剣盾をリアルタイムでできないのは無念ですが、なんとか生き延びて復帰したいところです。
それでは、来週もまたよろしくお願いします。
参考文献
Corpus of Contemporary American English
Sciencing
Wikipedia
身の回りの化学