Articunoの名前の由来・設定考察
世界で2桁人が私のチャンネルを登録していることに驚きが隠せません
伸びたのはポケモンDLC様様です
Galarian Articuno
Pokemon Shield
“Known as Articuno, this Pokémon fires beams that can immobilize opponents as if they had been frozen solid.”
詳しい内容は “続きを読む” から。
概要
初代の伝説のポケモン、フリーザー…らしい何者かです。
図鑑の登録上は、フリーザー(ガラルのすがた)として処理されます。
ガラル3鳥の共通特徴として、原種(?)のタイプの技は一切覚えません。
れいとうビームは勿論、こごえるかぜレベルですら習得しない徹底ぶりです。
元々自属性の技以外を広く持つ3鳥ではありませんが、この性質により技範囲はさらに狭まっています。
また、報復行動として能力を上げる特性を共通させ、フリーザーは能力デバフに対して特攻を上げるかちきを持ちます。
名前の由来
Galarian Articuno (Cruel Pokemon)
Arctic “北極の” + Uno “スペイン語:1” と思われます。
arctic は北極ぐらい寒いという比喩でも使われるそうです。
図鑑番号順にスペイン語の番号が振られている3鳥の一番手です。
後で詳しく述べますが、Articuno という名前のポケモン自体がこのポケモンの名前の由来、という設定とも言えます。
これは3鳥のみの特徴ではない(ヒヒダルマなども)ですが、分類名も変わっています。
日本語版では「冷酷」と申し訳程度に冷えていますが、英語版ではそれもありません。
ちなみに、日本語でも明確に分類名と名前が関連しているのはフリーザーだけです。
図鑑説明と設定
“Known as Articuno, this Pokémon fires beams that can immobilize opponents as if they had been frozen solid.”
“フリーザーとして知られており、このポケモンは相手をまるで凍りついたかのように動けなくするビームを発射する。”
フリーザーに対して「フリーザーとして知られている」はないので、別種なのでしょう。
公式サイトの方にも、フリーザーだと考えられていた、という怪しい記述があります。
図鑑番号は共通しているものの、実際には他人の空似と考えて良さそうです。
専用技・Freezing Glare “いてつくしせん” は、氷の追加効果のあるエスパー技です。
純粋に氷の異常を与える、初めての非・氷技です。(変わり種を含むとトライアタック、ひみつのちから)
英語の話をすると as if 以下はいわゆる仮定法の過去完了になっています。
仮定か?というと怪しいですが、非現実を表すと考えるともう少ししっくりくるかも知れません。
他の言語での「接続法」などの非現実活用などを見るとさらに分かるので、興味があれば他の言語も推奨です。ここで説明するのは厳しいですが
Morrigan
ガラル3鳥のモチーフは、アイルランドの伝説にある Morrigan ではないかとも言われています。
複数形では Morrigna と言われるそうです。
Morrigan は戦や死の女神で、ときに3姉妹とされ、烏の姿で現れると言われます。
どちらかというと不吉な神のようで、ネガティブな3鳥の姿とも共通します。
ただ、イギリスを反転させたようなガラルにおいて、カンムリせつげんはスコットランドに対応するとよく言われます。
この伝説はアイルランドのものなので、地理的には少し離れていることになります。
The United Kingdom と言われる通り、別の国ですらあるため怪しさは十分にあるとも言えそうです。
さて、今週のポケモンはガラルフリーザーでした。
まずこのポケモンは本当に見つかりませんでした。
天候自滅や謎の本体当てゲーム→奇襲と、なかなかいい性格をしていると思います。
ついでに3鳥はこのシリーズで全て消化されたことになります。ネタ切れは加速する
それでは、来週もまたよろしくお願いします。