Pokemon of the Week 217: Frosmoth

Frosmothの名前の由来・設定考察

年末が近づくにつれて絶望感が高まる

Frosmoth
“Icy scales fall from its wings like snow as it flies over fields and mountains. The temperature of its wings is less than −290 degrees Fahrenheit.”

Pokemon Sword

詳しい内容は “続きを読む” から。

概要

第八世代で登場したポケモン、モスノウです。

発売まで秘匿されていた新ポケモンの一匹で、初登場となった氷/虫の複合です。

虫タイプとしては、かなり終盤での登場となります。

4倍弱点を2つ抱える耐性に、能力値も中程度なものの、強烈な専用特性を持っています。

無条件で特殊技のダメージを半減という性能によって、4倍の炎特殊技でも耐えられるほどの耐久力を得ることもできます。


名前の由来

Frosmoth (Frost Moth Pokemon)

Frost “霜” + Moth “蛾” と思われます。

完全に分類名の通りで、何も言うことはありません。

オオミズアオ

モスノウのデザインは、オオミズアオという蛾をベースにしているとも言われます。

白い羽で、10cmほどになる比較的大型の蛾です。

Actias Artemis という、月の女神の名前を冠した学名を与えられています。

ただし、日本に生息しているものは別種として学名が訂正されたという経緯もあるそうです。

ヤママユガの一種ですが、この科の特徴として成虫は口が退化しており命が尽きるまでに番を探します。

この特徴は、進化前のユキハミはカレーを大盛り食べるがモスノウはほとんど食べないという形で再現されています。

なお、蛾の種類によっては-70℃の環境でも冬眠して生き抜くことができるそうです。

オオミズアオ自体は、ロシア南部や北海道くらいの地域までの分布とされてはいます。


図鑑説明と設定

“Icy scales fall from its wings like snow as it flies over fields and mountains. The temperature of its wings is less than −290 degrees Fahrenheit.”

“平原や山地を飛び回ると、冷たい鱗粉が翅から雪のように降っていく。翅の温度は華氏-290度より低い。”

-290°Fは-178.889℃だそうです。

scale は「鱗」というイメージが強いですが、鱗粉のことも scale と言うそうです。

まあ言われてみれば「鱗」粉なわけなので、しっかり訳語に反映されていたということになります。

なお、特性・りんぷんは Shield Dust です。


さて、今週のポケモンはモスノウでした。

年末の多忙で自律神経が逝きつつあります。

今年の残りも絶望的に少なくなってきましたが、体調に気をつけてお過ごしください。

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

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参考文献

Bulbapedia
ポケモンWiki
Wikipedia日本語版 オオミズアオ ヤママユガ科

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