Pokemon of the Week 245: Salandit

Salanditの名前の由来・設定考察

初回プレイで偶然メスを引いていたので命拾いしました

Salandit
“The males will do whatever the females tell them. They give the females most of their food. Due to malnutrition, the males can’t evolve.”

Pokemon Ultra Sun

詳しい内容は “続きを読む” から。

概要

第七世代で登場した、ヤトウモリです。

毒/炎という、系統固有のタイプを持っています。

先行公開されたため、気に入って手持ち枠を確保しておいたところ、個体数の少ないメスしか進化しないというミツハニー以来の罠に晒されることになります。

第七世代以降のポケモンの特色として、やはり専用の特性・ふしょくを持ちます。

鋼や毒タイプの毒状態耐性を無視するというものですが、ドヒドイデと取り替えたかったという声も聞かれます。


名前の由来

Salandit (Toxic Lizard Pokemon)

Salamander “サラマンダー” + Bandit “強盗” と思われます。

サラマンダーは実在の爬虫類の属の一つで、ウーパールーパーもその仲間です。

毒々しい色のものが多く、実際に毒を持っているものも少なくありません。

種によってはフグ毒に含まれるテトロドトキシンを持つものもおり、猛毒の生物と言えます。

実在のサラマンダー自体は、水辺を好むかもしくは水棲です。

しかし、その色合いのためか古代ギリシア時代から火と結び付けられ、伝承も残ります。

一方で、実際の生物としてのサラマンダーもかなり正確に認知されていたらしく、その姿形から、湿気を好む性質まで記録されています。

火の精霊と結び付けられたのはルネサンス以降で、伝説の生物としての性質が強くなっていったのはここからではないでしょうか。


図鑑説明と設定

“The males will do whatever the females tell them. They give the females most of their food. Due to malnutrition, the males can’t evolve.”

“雄は雌が命令したことを何でも行う。ほとんどの食料を雌に与える。栄養不足のため、雄は進化できない。”

『US』の説明文なので、世界観が厳しい自然競争になっていたころの記述です。

栄養不足が原因であれば人間の管理下では違った結果になりそうなので、あまり説得力はないです。

生体としては火山地帯に住み、毒液を着火するという、実在生物と伝承を混ぜたようなものになっています。

サラマンダー自体に、私が調べた限り極端な雌雄の力関係はないようです。

雌の方が多少大型ですが、他の生物でもよくあることなので特筆すべき特徴にはならないはずです。

発声器官がない種もほとんどで、繁殖にはメスの発するフェロモンが重要な役割を果たすそうです。

腹の中で子供がある程度成長してから出産するそうで、これは爬虫類としては珍しい特徴になります。


さて、今週のポケモンはヤトウモリでした。

家の中で爬虫類が干からびていると流石に驚くので勘弁願いたいですね。

室内の方が涼しいのはわかりますが、定住するなら家賃を払ってもらいたいものです。

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

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参考文献

Bulbapedia
Wikipedia Salamander Cultural depictions of salamanders

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