Pokemon of the Week 番外編1: Necrozma (2)

Necrozmaの新フォルムの解説

いつもは毎週一匹のポケモンの英語名・図鑑説明を解説するPokemon of the Week、
USUM発売からしばらく経ちましたので、今回は番外編。
ネクロズマの新フォルムについて書きたいと思います。
記事の性質上、多少のストーリーネタバレを含みますのでご注意ください




Dusk Maneの解説

Necrozma (Dusk Mane) 
“This is its form while it is devouring the light of Solgaleo. It pounces on foes and then slashes them with the claws on its four limbs and back.”

こちらがDusk Mane、”たそがれのたてがみ”の図鑑です。
“これはソルガレオの光を喰らっている間のネクロズマの姿である。敵に飛びかかり、四肢と背中の爪で引き裂く。”

ものすごく使い勝手の悪そうな背中の腕も攻撃に使っているようです。
太陽のソルガレオが光を喰われて弱まり、duskになっているということでしょう。Duskはヨマワルのときも登場した単語ですが、ここでは日本語の”たそがれ”と対応しています。

色々な作品に登場する「黄昏」

黄昏にしばしば対応する英語として多いのはどちらかというとtwilight。
こちらは日没でもduskよりもう少し明るい時間帯を意味しています。

Duskよりtwilightの話になってしまいますが、ゼルダの伝説の「トワイライトプリンセス」は、劇中で”黄昏の姫君”と言われています。
この作品でも光を奪われた世界は黄昏、「トワイライト」と化しています。
その空間は不気味ながら綺麗でなかなか個人的にも思い入れの強い作品です。
他には、吸血鬼と人間の恋を描く海外小説/映画のタイトルにもなっています。

「黄昏」、映画 「君の名は」でも登場しましたね。
日没の時間で暗くなり始め、人の顔が見えず「誰そ彼(誰なのか)」と問わないといけない時間のこと、と言われています。
現代の漢字での当て字も夕暮れの情景に合っていて素敵です。


Dawn Wingsの解説

Necrozma (Dawn Wings) 
“Lunala no longer has a will of its own. Now under the control of Necrozma, it continuously expels all of its energy.”

日本語訳がこちら。
“ルナアーラはもはや自身の意思を持たない。今やネクロズマの支配下にあり、絶え間なくエネルギーの全てを放出している。”

no longer “今ではもう”やunder control “支配下にある”など、英文自体には便利な表現が多いです。
expel “吐き出す”という単語が使われていますが、この単語は”退学/除名にする”という意味の方が良く使われます。
ハリーポッターの呪文の中でももっとも登場回数が多いのは、武装解除呪文「エクスペリアームス(expelliarmus)」、expel the arms “武器を排除せよ”ではないかと思っています。

ようよう白くなりゆく山際、少し明かりて

Dawnは”夜明け”の時間を指します。
しっかりwingが複数形なのもポイント。
名前だけ聞くと夜明けや暁はポジティブなイメージですが、説明文を見るにルナアーラにとっては命の危機なのではないでしょうか…

ゲーム関連でこの単語が使われている例といえば、ファイアーエムブレムシリーズの一つ、「暁の女神」の英語版がRadiant Dawn “輝かしい暁”となっています。
スマブラにも登場しているキャラクター、アイクのオリジナル作品になっているので未プレイでも聞いたことがある方は多いのではないかと思います。

多くの方がもうご存知の通り、ネクロズマにはもう一つ姿があるのですが、長くなってしまったのでそちらは次回に回したいと思います。

それでは、また次回の記事もよろしくお願いします。

前回の記事へ

次回の記事へ

通常ネクロズマの記事へ




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です