Beedrillの名前の由来・設定考察
家の前にススメバチが落ちていたので
Beedrill
Pokemon Let’s GO Pikachu
“It has three poisonous stingers on its forelegs and its tail. They are used to jab its enemy repeatedly.”
詳しい内容は “続きを読む” から。
概要
初代で登場した、スピアーです。
最初の序盤虫であり、バージョンによってややバタフリー系列と出現率が偏ります。
初代からしばらくは専用技を持ち、第六世代ではメガシンカを得たものの、今では両方とも没収されてしまいました。
潔いほどに攻速に特化したメガシンカは強烈な個性であり、低い合計値への救済でもあったため、クチートと並び復活が待たれます。
なお、『GO』ではスピアーのメガエナジーのみジムから入手でき、最も安く使えるメガポケモンになっています。
名前の由来
Beedrill (Poison Bee Pokemon)
Bee “蜂” + Drill “ドリル” と思われます。
初代の英語名なのでこんなものです。
bee というと一般的にはミツバチを指しますが、一応蜂の総称としても使えるようです。
日本語名の方は、Spear “槍” であるのはもちろん、面白い説としてミツバチの学名 Apis の日本語逆読みというものがあります。
初代には逆読みで有名なアーボックもいるので、あり得ない話ではなさそうです。
ただ、スピアーの凶暴性はミツバチのものではなさそうに思えるので、実際にそうであったら面白い、というくらいです。
図鑑説明と設定
“It has three poisonous stingers on its forelegs and its tail. They are used to jab its enemy repeatedly.”
“両前脚と尾に3つの毒針を持つ。敵を繰り返し突き刺すために使われる。”
ミツバチは一度針を刺すと自身も絶命することで知られますが、スズメバチはそういったことはないそうです。
この点でも、繰り返し針を使うスピアーはミツバチではなさそうです。
ハチは巣の中で成長するためその印象は薄いですが、蛹を経由して成長する完全変態の虫です。
なんとなく個人的に疑問だった蜂になる前の蛹については、これで正しかったようです。
なお、スズメバチは巣から1km以上、広いもので5kmを行動範囲とするそうです。
よほど生息できる環境の限られた場所でない限り、一匹見つけたから警戒する、という範疇の距離ではなさそうですね……
Mega Beedrill
Pokemon Let’s GO Pikachu
“Its legs have become poison stingers. It stabs its prey repeatedly with the stingers on its limbs, dealing the final blow with the stinger on its rear.”
“脚が毒針に変化した。四肢の針で獲物を繰り返し突き刺し、尻の針で最後の一撃を繰り出す。”
ここでの「脚」は下の2つを指すのでしょうが、通常時の「前脚」という記述とやや噛み合わないように思えます。
直立型のポケモンの前脚が腕として再解釈される例はいくつかありますが、同じ作品内で対立しているのはやや奇妙ですね。
さて、今週のポケモンはスピアーでした。
魔改造メガはステータスを補う面で画期的でしたが、ダイマックス以降は元の総合力が物を言うシステムに思えてやや心配です。
バンギラスとスピアーはメガなら選択レベルになるような調整でしたが、ゴーストバンギラスと氷スピアーを比較するとしたら……
それでは、来週もまたよろしくお願いします。