Marowakの名前の由来・設定考察
そういえば今年は湧いてないですね
Marowak
Pokemon Sword
“This Pokémon overcame its sorrow to evolve a sturdy new body. Marowak faces its opponents bravely, using a bone as a weapon.”
詳しい内容は “続きを読む” から。
概要
初代から登場する、ガラガラです。
シオンタワーの上部でゆうれいとして現れる、悲しい物語を背負ったポケモンです。
第二世代からは、攻撃力に2倍の絶大な補正がかかる専用道具・ふといほねが追加されました。
元の攻撃も80あり、持ち物枠を圧迫するとはいえ特性で2倍のマリルリやチャーレムの50, 60と比べると極めて高いです。
努力値の仕様により耐久環境となっていた『金銀』でも、それを突破するだけの攻撃力を備えていたとのことです。
名前の由来
Marowak (Bone Keeper Pokemon)
Marrow “骨髄” + Whack “打ち付ける” と思われます。
日本語名的にも乾き切った骨に見えるので骨髄というのは少しずれそうなものの、英語の方は意味のある名前を作ってきています。
日本語は骨の立てるカラカラという音が進化前の名前としてあって、それを濁らせたもの、でよいとは思います。
ただ、親子のエピソードを元から持っているポケモンなので、赤子をあやすラトル(=ガラガラ)も意識していてもおかしくないですね。
図鑑説明と設定
“This Pokémon overcame its sorrow to evolve a sturdy new body. Marowak faces its opponents bravely, using a bone as a weapon.”
“このポケモンは悲しみを乗り越え、頑強な新たな体に進化した。ガラガラは骨を武器にして、勇敢に敵に立ち向かう。”
「悲しみを乗り越えた」というような記述は『RS』からの追加ですが、いいですね。
『ピカチュウ』では本体は小さく弱いと書かれていたので設定変更らしいものの、こちらもいいキャラクターになっていると思います。
初期の設定だと、弱いなりにロケット団に立ち向かうものの力及ばず、という感じなのでしょう。
改訂後だと、悲しみを乗り越えて戦うものの自分も子を残して討たれる、というようになります。前作主人公ですね。
ちなみに、分岐ルートとして南国で鎮魂の舞を続ける、という方向もあります。
近年ではあまり派手さのないポケモンかもしれませんが、なかなか味わい深いですね。
さて、今週のポケモンはガラガラでした。
通常のポケモンとしてはかなりやらかしている攻撃80の2倍とはいえ、メガクチート・チャーレムはいずれも100を超えるのを2倍していたのですね。
あと、くちたけんは禁止伝説とはいえ(もしくは、なのに)総合的にふといほねより恐ろしい補正をかけています。インフレですね。
それでは、来週もまたよろしくお願いします。