Pokemon of the Week 393: Oddish

Oddishの名前の由来・設定考察

みどりの日です。

Oddish
“Its scientific name is “Oddium Wanderus.” At night, it is said to walk nearly 1,000 feet on its two roots.”

Pokemon FireRed Version

詳しい内容は “続きを読む” から。

概要

初代から登場する、ナゾノクサです。

草・毒複合で粉技を習得する、今となってはいなくなった第一世代の草ポケモンです。

第二世代では、分岐進化のキレイハナが追加されました。

毒タイプが削除されるという、現在でもかなり珍しい形の進化をします。

近年の新要素はないため、そろそろ何かの追加が期待されます。


名前の由来

Oddish (Weed Pokemon)

Odd “奇妙な” + Radish “ハツカダイコン” と思われます。

Oddish “何となく奇妙な” という派生語も用例があります。

ラディッシュは丸く膨らんだ形状がナゾノクサの形状と似ています。

収穫までの日数が早く20日程度のため、ハツカダイコンという和名になっているそうです。

赤いものが代表的ですが、ナゾノクサのように紫色のものや、他に代表的なダイコンのように白いものもあります、


図鑑説明と設定

“Its scientific name is “Oddium Wanderus.” At night, it is said to walk nearly 1,000 feet on its two roots.

“学名は Oddium Wanderus。夜には、2つの根で1,000フィート近く歩くと言われている。”

「アルキメンデス」という別名の代わりに、学名が振られています。

-um は代表的なラテン語の中性名詞の語尾です。

それに対して、おそらく形容詞部分であろう Wanderus の -us は男性形の語尾なので、正しく一致していない気がします。

ラテン語の形容詞は、紐づく名詞と性・数・格で一致する必要があります。

代わりに語順自体は比較的自由で、名詞と離れて配置しても構いません。

ただ、正規のラテン語として残っている文献は偏ったものと思われるので、実際の口語でどこまでの自由度が一般的であったのかは不明です。


さて、今週のポケモンはナゾノクサでした。

みどりの日と言ったものの、実はナゾノクサは『緑』の方には出ないのですよね。

相方のマダツボミともども最近のアップデートがないので、そろそろ期待してほしいところです。

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

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参考文献

Bulbapedia
Wikipedia日本語版

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