Mewtwoの名前の由来・設定考察
新作でも新しい要素を得るのでしょうか…
イメージとしてはどの時代も、最強のポケモンですね
Mewtwo
Pokemon Alpha Sapphire
“Mewtwo is a Pokémon that was created by genetic manipulation. However, even though the scientific power of humans created this Pokémon’s body, they failed to endow Mewtwo with a compassionate heart.”
翻訳・解説は “続きを読む” から!
概要
初代最強のポケモン、ミュウツーです。
当時一強のエスパー、最高クラスの能力に親譲りの多彩な技を備える、単純に強いポケモンです。
脆い印象がありますがそこらの一般ポケモンよりは耐久もあり、数値で言うとラグラージよりちょっと上です。
伝説のポケモンが増えるに従って破壊力こそ及ばなくなってきますが、その度に専用技や2種のメガなどの調整をなされています。
もちろんキャラ人気もあり、イメージと共に性能面でも最強の地位が霞まぬよう守られているようです。
新作でも新たな能力を得るのでしょうか…
名前の由来
Mewtwo (Genetic Pokemon)
当たり前ですが Mew “ミュウ” + Two “2” です。
Mew は Mutant “変異体” + New “新しい” と思われます。
mutant 自体は遺伝子に変異が生じて生まれた生物であり怪物とは異なります。
ですが、1950年代にはすでにMarvel作品で mutant = 超能力、の図式があったらしく、その歴史は深いようです。
その他のミュータントで有名なのはアメコミの Teenage Mutant Ninja Turtles などでしょう。
…属性が大渋滞を起こしている名前ですね。
ミュウに怪物の要素があるかというと微妙なので、ミュウツーをベースにつけられた名前と言えそうです。
図鑑説明と設定
“Mewtwo is a Pokémon that was created by genetic manipulation. However, even though the scientific power of humans created this Pokémon’s body, they failed to endow Mewtwo with a compassionate heart.”
“ミュウツーは遺伝子操作によって創り出されたポケモンだ。しかし、人類の科学力はこのポケモンの肉体を造り出しはしたが、慈愛の心を与えることはできなかった。”
however と even though が重ねて使われており、訳にも反映しにくいです。
英作文を採点などしているとありがちなのですが、however や on the other hand などは副詞的表現です。
よって、文と文(節と節)を繋げるのに使うことはできません。
カンマで文を伸ばすことはできないので、because や though などの接続詞と区別することが、英語で文を書くのには必要です。
内容に目を移すと、ゲーム内のミュウツーは危険な存在ということで統一されています。
話せばわかるような知性あるミュウツーは映画やアニメでの設定です。
頭が大きくモンスター然とした初代から人間の頭身に近づいてはいますが、人間に心を許さない設定は守られています。
ちなみに、リフレでミュウツーをつつくとこちらを攻撃しかけて思いとどまります。怖い。
ミュウツーの出自は?
ゲーム原作とアニメ・映画では、ミュウツーがどのように創り出されたかの設定が異なっています。
ゲーム版では、ミュウツーはミュウの子供です。
記録によれば、誕生日は2月6日。
生後に遺伝子改造を受け、研究所を破壊していったことが記録されています。
一方で、映画版でのミュウツーは化石のDNAを改造して生み出されたとされています。
漫画ポケスペの設定もこれに習うようです。
単に「珍しいポケモン」「伝説はあくまで伝承」などと言い訳の効く他のポケモンと違い、設定上は唯一のポケモンと言えます。
とは言えアニメ(映画)でも複数個体が登場しているのですが…
USUMやORASではパラレルワールド設定があるので、もはや数の制限は意味を為さないのかもしれません。
今週のポケモンは、再び強化の兆しがあるミュウツーです。
新作ポケモンの介入などによって、映画のストーリーが変えられてしまわないことを期待しています。
新規で追加されるであろう、幻のポケモンとのバトルが不安です…
ゲーム内ではともかく、アニメでミュウツーが苦戦するのはイメージと違うんですよね。無敵であって欲しい。
それでは、来週もまたよろしくお願いします。