Wigglytuffの名前の由来・設定考察
突然進化後が湧き始めました。
なにかと思えば、ウサギとして認知されたらしいですね。
Wigglytuff
Pokemon Gold Version
“Their fur feels so good that if two of them snuggle together, they won’t want to be separated.”
翻訳・解説は “続きを読む” から!
概要
初代のポケモン、プクリンです。
何の生物なのか判然としませんでしたが、少なくとも一部はウサギのようです。
ノーマル単から、第六世代からはフェアリーが追加されました。
ポケダン時闇ではギルドのおやかたさまとして登場。
見た目や言動とは裏腹に、超強い設定でした。
実際、卒業試験でのおうふくビンタはシンプルに痛いです。
地味に貴重な(?)魔王を自称したポケモンです。
名前の由来
Wigglytuff (Balloon Pokemon)
Wiggly “波打つような” + Tuft “ふさふさ” かと思います。
tuff “凝灰岩” や tough “固い” を提案する人もいますが、不自然かと。
-uffで終わっているのが進化系の共通点のため、この影響で崩れたと考える方が妥当に思われます。
日本語名は、擬態語以外に見つかりませんでした。
進化前はもっと謎なため、こちらの名前が先にできたと考えるのが自然そうです。
図鑑説明と設定
“Their fur feels so good that if two of them snuggle together, they won’t want to be separated.”
“その毛皮は、2匹のプクリンがお互いに寄り添うと、離れようとしないくらいに触り心地が良い。”
so – that構文ですね。too – toとの言い換えで試験には出やすいです
feel “手触りがする” は、sound や look と同様の用法をされています。
五感で言うなら、残りの味覚が taste、嗅覚が smell です。
進化前から眠りに関わることもあり、モチーフとしては枕だと考えられます。
要するに「人をダメにするソファ」みたいなやつです。
イースターとうさぎ
イースターというとタマゴが有名ですが、ウサギも同様に重要です。
復活祭であるイースターにおいて、生命の繰り返しを示すのがタマゴ。
ウサギもまた、多産の動物として豊穣のシンボルとなり、復活祭にも取り入れられたそうです。
そもそも、ウサギは元からキリスト教に描かれやすい生き物でした。
古来、ウサギは雌雄同体と考えられ、性行為なしに繁殖できるとされていました。
このことがキリストの誕生と類似し、神聖視されたらしいです。
(雌雄同体といっても、真に他個体との関係なしに繁殖するのは稀ですが)
これらの事情から、イースターの際にタマゴを隠すのはウサギ、という伝承に繋がります。
…ディズニーがタマゴ(ヒヨコ)とウサギを混ぜてキメラを産んだのもこういうことです。
今週は、春眠暁を覚えず、プクリンでした。
ウサギのキャラって可愛いですよね。
プクリン枕も商品化してほしいです。
そろそろ自分の寝る場所がなくなりますが。
それでは、来週もまたよろしくお願いします。
参考文献
Wikipedia Easter Bunny Hermaphrodite
Bulbapedia