Pokemon of the Week 2: Lycanroc

毎週一匹のポケモンの英語名と図鑑説明を解説するPokemon of the Week、
2回目はUSUM早期購入者特典&アニメで活躍中のこのポケモンです!

Lycanroc (Midday Form)
“When properly raised from a young age, it will become a trustworthy partner that will absolutely never betray its Trainer.”

翻訳・解説は”続きを読む”から!




日本語名はルガルガンです。
サンムーン初期から公式に推されていたポケモンで、バージョンによって異なる2種類の姿になります。
最新作USUMでは新しい姿と専用Zワザが追加され、アニメではゲームに先立って登場しています。
上の画像・説明文はMidday Form、”まひるのすがた”です。

名前の由来はLycanthrope “人狼”とRock “岩”と思われます。
「人狼」というとWerewolfという単語の方が有名でしょうか。
いわゆる「人狼ゲーム」でもそちらの単語が使われており、Lycanthropeは少し聞きなれない言葉のように思います。

ちなみに、ハリーポッターシリーズでは、人狼自体の英名はWerewolfですが、その原因となる人狼化の病気にはLycanthropyという名前がついています。
どちらかというと二足歩行の”まよなかのすがた”に合ったネーミングです。

図鑑説明文は、
“小さなときからきちんと育てられると、ルガルガンはトレーナーをどんなことがあろうと決して裏切らない信頼できる相棒になる。”
とまあ、公式推しだけ合って主人公感のある?設定になっています。
absolutely neverと、”決して”が全力で強められているのが特徴です。

というかそもそも日本語名も謎だ!という人がいるのではないでしょうか。
私もこれについては疑問だったのですが、フランス語で”人狼”をLoup Garouと言うらしいです。
フランス語は詳しくないのですが、発音は「ルガル」と聞こえました。
日本語名はこれと「岩(ガン)」ということのようです。


せっかくの祝日です。もう一つの姿の解説もします。

Lycanroc (Midnight Form)
“The more intimidating the opponent it faces, the more this Pokémon’s blood boils. It will attack with no regard for its own safety.”

Midnight Form、”まよなかのすがた”の解説です。
こちらは人狼のような姿をしていますね。

“より脅威となるような敵に対面するほど、このポケモンの血は滾る。自分自身の身の安全を全く顧みずに攻撃する。”
忠犬だった昼ルガルガンと比べると、かなり癖のある感じです。
特徴的な構文は、受験英語の定番、The more A, – the more B、”AであればあるほどB”です。
ちなみに、先の構文のAの部分に入っている形容詞intimidating “威圧的な”ですが、特性・いかくの英語版が動詞形のintimidate “脅す”です。

ところで、昼の専用技アクセルロックの代わりにカウンターを覚えるこの夜ルガルガン、姿のモデルは「明日のジョー」の矢吹丈だとも言われています。
この情報の明確な出どころは不明ですが、”自分自身の安全を全く顧みずに”カウンターで攻撃する構えや、たてがみの形からその可能性は高いと思われます。
ちなみに、夜ルガルガンの隠れ特性はNo Guard、ノーガードです。

今回はルガルガンの3つの姿のうち、すでに図鑑説明がゲームで実装されている2つの姿を扱いました。
USUMでの新フォルム、たそがれのすがたがどういった設定になるのかも楽しみです。

それでは、また来週もよろしくお願いします。

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