Pokemon of the Week 41: Ninjask

Ninjaskの名前の由来・設定考察

地面に落ちているセミの周りを通るとき、ホラーゲームで倒れている人の周りを通る感じの動きになりませんか?

Ninjask 
“Its cry leaves a lasting headache if heard for too long. It moves so quickly that it is almost invisible.”

翻訳・解説は “続きを読む” から!




概要

第3世代、ルビーサファイアで初登場したテッカニンです。

登場時に最速だった素早さが抜かれていってなお、特性でさらに加速していくために素早さ特化の地位は揺らぎません。

今や残念ながらさらに優秀なポケモンが同じことをできてしまうのですが、上がった素早さなどをバトンタッチで引き継ぐ「鉄火バトン」も有名でした。

ネタを極めて異質な分岐進化のヌケニンに持って行かれている感はありますが、こちらもちゃんと個性の立っているポケモンです。

なお、進化前と分岐先の全てのタイプが全て違うという珍しい系統でもあります。


名前の由来

Ninja + Mask “覆面” と言われていることが多いです。

空セミの術

忍者はこのポケモンの重要なモチーフでしょう。

服などを残して瞬間移動する、「空蝉の術」を踏まえているのではないでしょうか。

「空蝉」自体は当て字で、「現人(うつしおみ)」が元とされています。
セミの抜け殻、の意味はここからの転用らしいです。

この表記を元に忍者とセミのモチーフが結びついていると考えると、テッカニンはヌケニンのおまけになってしまいそうで不憫です。

強いて言うならば、「現人」の原義の「生きている人」かもしれません。
それにしてもヌケニンと対比して、という断りがつくのが悲しいところ。

Not 鉄火忍?

このポケモンは先述の「鉄火バトン」に代表されるように、略すなら「鉄火」となりそうな日本語名をしています。

ただ、英語名を踏まえると「鉄火」が必ずしも正しい表記ではないのかもしれません。

由来に mask を取ること自体に私は個人的に納得していませんでしたが、これは日本語名の解釈を変えるべきかもしれません。

鉄仮面 + 忍(者) とすれば英語名と一致します。

デザインを見ても顔の部分が黄色いパーツに覆われています。
公式絵で見ると体と比べて盛り上がっているこの部分が、鉄仮面を表しているのでしょう。

他の外国語も英語と同様の構成になっているようですし、こちらが意図された解釈なのではないでしょうか。


図鑑説明と設定

“長く聞きすぎると、その鳴き声は持続的な頭痛を残す。あまりにも速く動くので、ほとんど視認できない。”

後半が so – that の構文です。
この場合は quickly の程度が強すぎるので invisible ということです。

ちなみに、invisible の vis は vision “視覚” や supervise “指導する(=上から見る)” 、video “ビデオ(=見るもの)に通じます。

さて、ゲーム中の能力と同様に、素早さが強調されている説明文です。

この速さと「鉄火」が結びつけられることが多いように思います。
ただ、意味としては「焼けた鉄、鉄砲の火花」なので、速さと直接の関係はないように思います。

鉄仮面、という解釈を得た以上、目にも留まらぬ速さは忍者のモチーフと割り切って鉄火は捨てていいのではないかと思われます。

もっとも、鉄砲の弾の速さと考えれば正確ではないですが無理な結びつけではないので、可能性は残るでしょう。


セミが活発に活動する季節になりました。

洗濯物に付いていたセミを追い払ったにも関わらず、実は2匹いたらしく家に侵入されたので今週はテッカニンの記事でした。

1匹目は囮だったのでしょうか。見事にやられました。まさに忍者。

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

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