Pokemon of the Week 40: Blacephalon

Blacephalonの名前の由来・設定考察

そろそろ8月です。
お祭りや花火の音が聞こえる夜も多くなってきました。

Blacephalon / UB Burst 
“It slithers toward people. Then, without warning, it triggers the explosion of its own head. It’s apparently one kind of Ultra Beast.”

翻訳・解説は “続きを読む” から!




概要

第7世代の、USUMから追加されたUB、ズガドーンです。

どことなく某アイスクリームを彷彿とさせる色合いですが、モチーフとしては花火のようです。
夏繋がりではあるかもしれませんが、流石に特定の商品モチーフはないはずです。

追加UBゆえにゲーム内では固有の世界を持ちませんが、UBグッズのアートワークを見るに、大量の花火が打ち上がる世界に住んでいるようです。

特殊高火力の無機物UBというとデンジュモクとやや似ています。
これはある意味公式見解なのか、アニメでも共演していました。

あちらが冬のクリスマス、こちらが夏の花火なので、季節感としては真逆ですね。

ちなみに、色違いは透過をミスしたか何か問題が起きたような色をしています。


名前の由来

Blast “爆発” + Cephal- “頭部の” と考えられます。

blast はポケモンの技・ブラストバーンをはじめ、割とゲームの技名に頻出する単語だと思います。

-er をつけて blaster とすると「ブラスター」で、光線銃を表したりそれ自体が技名だったりと、こちらもよく見ます。
クアールのブラスターは長らくイメージが湧かなかったのですが、電撃攻撃だったらしいですね。

cephal- は生物学で、「頭の」を表す接頭辞だそうです。

cephalopod というのがタコなどの「頭足類」です。

名前の通りの cephalon という単語もありますが、「(特に三葉虫の)頭部」という極めて限定的な意味になるようで、直接の由来ではないように思われます。

なので、-on はこの場合、英語的な音に整えるためにつけられているのでしょう。
cephal自体が英語にもともとあった要素ではないことも関連するかもしれません。

このように、英語版ではやや高度な語彙が使われているのですが、日本語版はある意味真逆です。

「頭がドーン」というまさかの単語ですらなく文という類を見ない名前です。

平易な単語ゆえの下らなさがあって、どちらかというとコミカルなキャラクター性にこちらの方があっているように思います。

その上、全体でも一つの擬音語になる、単に安易ではないネーミングになっているのはさすがです。


図鑑説明と設定

“人々に忍び寄る。そして、警告もなく、自身の頭の爆発の引き金を引く。どうやら、ウルトラビーストの一種であるようだ。”

不自然なほどに一文が短いです。
then や without が挿入句的なことも含めて、口語的に書かれている印象です。

slither “這って進む” はヘビの動きのようなイメージです。
2足歩行で這っていくことはないと思うので便宜上「忍び寄る」としていますが、かなり挙動不審な動きのはずです。

slither.io というミミズ?のゲームがありますし、蛇の紋章の寮はスリザリン(Slytherin)ですね。

Mind Blown

こちらでは書かれていない内容で、驚いている隙にエネルギーを奪うとのことですし、頭の爆発自体に必ずしもダメージを与える目的はないようですね。

しかし、本気を出せば威力150の炎技になるほどの爆発もできる様子。

UBの中で唯一の専用技持ちという個性はやはり見逃せません。

日本語版では「ビックリヘッド」というこの技の真価は、その英語名、Mind Blown にあります。

mind blown “衝撃的な事実にショックを受けた” という表現がありますが、
この場合は mind “頭脳” が文字通り blown “吹き飛んだ” というダブルミーニングになっています。

日本語版では本体の名前にあった下らないレベルのギャグが、英語版ではこちらの専用技に存在しているのです。

「ビックリヘッド」ではこの良さが活かされていないため、ここでは英語版が秀逸なネーミングだと言えそうです。


花火が打ち上がる季節なので、今週はそんなポケモンでした。

大規模な花火大会は人混みで大変そうです。
縁側で花火を眺めるような、そんな生活を送りたいです。

前回の記事へ

次回の記事へ




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です