Pokemon of the Week 49: Kingdra

Kingdraの名前の由来・設定考察

雨が多いです。
今年は梅雨より秋雨が降っている気がします。

Kingdra 
“It sleeps deep on the ocean floor to build its energy. It is said to cause tornadoes as it wakes.”

翻訳・解説は “続きを読む” から!




概要

第二世代での追加進化ポケモン、キングドラです。

弱点をドラゴンしか持たない優秀なタイプで、金銀最後のジムの壁としても立ちふさがります。

能力値こそ尖ってはいないものの、雨天時の超高速と技威力補正により所謂雨パのエースとして活躍します。

特に一般ポケモンに永続天候特性が解禁された第五世代では「トノグドラ」の並びで猛威を振るいました。

現在の環境は向かい風ながら、それでも一定の需要を得ているポケモンです。


名前の由来

King “王” + Dragon “ドラゴン” と思います。

日本語でもそうですが、残念ながら特に名前自体に面白みはないですね。

馬 or 竜

一方、「タツノオトシゴ」は英語で sea horse と言います。

前方に長い顔の形が馬に似ている、ということのようです。

タツノオトシゴ = 竜、のイメージが強いように思いますが、日本でも方言で「海馬」や「馬の顔」などと呼ぶ地域もあるそうです。

「竜宮の駒」や「竜の駒」などという竜+馬のハイブリッド命名も。(参考)

なお、あんな外見ですが分類上は魚類に属しています。

さらに豆知識として、同じ科に「タツノハトコ」や「タツノイトコ」と呼ばれる種もいます。

首が曲がって体が縦になっている特徴がないためシルエットは違いますが、顔は結構似ています。


図鑑説明と設定

“エネルギーを蓄えるため、海底深くで眠る。目覚めるときに、竜巻を起こすと言われている。”

ここでの deep “深くで” は副詞として使われています。

場所としての深さを表す用法として、deep in the forest が類似表現です。

deeply という副詞形は、一方で、deeply impressed や think deeply など心理的な意味合いで使われます。

明確な副詞形があるにも関わらず、元の形も少し異なる意味の副詞として使われる、面白い例です。

「すいすい」

設定でも竜巻を起こし、雨天で強化されるキングドラ、その性能の鍵は特性「すいすい」でしょう。

雨天時に素早さ2倍という単純ながら強力な性能です。

こちらの特性の英訳は、Swift Swim となっています。

swift “素早い” なので、性能ともマッチしています。

さらに、日本語名の擬態語と音声を似せてあるのが非常に大きなポイントです。

ポケモンに限らずとも、屈指の名訳ではないでしょうか。


さて、雨の多い時期、今週のポケモンはキングドラでした。

ただ、私の中では今回の主役は特性でした。

設定ありきのポケモン名に対して直球になる特性名は、あまりポケモンを知らない人にも訳の秀逸さが伝わりやすいのではないでしょうか。

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

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