Pokemon of the Week 50: Breloom

Breloomの名前の由来・設定考察

秋の食材です。
スポーツの秋でもあるので格闘で。

Breloom 
“The seeds on its tail are made of toxic spores. It knocks out foes with quick, virtually invisible punches.”

翻訳・解説は “続きを読む” から!




概要

第三世代、ルビーサファイアで登場した、キノガッサです。

当時は新出だった複合タイプの草・格闘と、貧相な体つきの割にカイリキーに並ぶ攻撃力を持っています。

100%眠りの技・キノコのほうしに加えて、第五世代まで順調に強化されていきます。

結果的に、キノガッサより遅ければ完封されうるという恐怖のポケモンとして対戦のトップに鎮座しました。

それ以降は流石に露骨なカウンターを用意され始めましたが、それでも理不尽なまでの完封性能は健在で、元気に暴れまわっています。


名前の由来

umbrella “傘” + mushroom “キノコ” と思われます。

格闘要素として bellum “ラテン語:戦争” を含むという説もありますが、他言語の名前を見てもその要素はなさそうなので、やや弱いです。(参考)

日本語名の キノコ + 傘 ともほぼ同じように対応しています。

ただし、日本語の方はキヌガサタケという実在のキノコの名前も取り入れているようです。

中国で高級食材や漢方として重宝されているキノコらしいです。
あまり姿は似ていません。

mushroomは総称

日本語で「マッシュルーム」というと食用のキノコの一種のみを表しますが、英語の mushroom はキノコの総称にもなります。

日本語の所謂マッシュルームは Agaricus bisporus、ツクリタケというものです。

common mushroom “普通のキノコ” とも言われるらしく、英語でもマッシュルームの代表であることは変わらないようです。

しかし、mushroom は日本語と同じものを指す用法に加えて、広くはあらゆる種類のキノコです。

マリオに出てくる「スーパーキノコ」も Super Mushroom です。
(最近の顔がついたキノコは見た目も「マッシュルーム」ですが)

なお、毒キノコ(と思われているもの)には toadstool という別名もあります。

「ガマガエルの椅子」で、サルノコシカケと発想は似ているかもしれません。

ただしサルノコシカケは食べられるそうなので toadstool ではないことになります。

ついでに、マリオのキノコの歴史がこちらです。
英語のwikiの例に漏れず充実した内容が面白いので、一見の価値ありです。


図鑑説明と設定

“尻尾についている種は毒性の胞子でできている。素早い、ほとんど視認できないパンチで敵をノックアウトする。”

日本語版も同じことではありますが、種が胞子でできている、とはやや意味不明です…

virtually “ほとんど/事実上” はlyをつける前の形容詞形 virtual にある「仮想現実」のイメージとは離れた単語です。

ラテン語 virtus “徳/良識” を語源に持ち、virtue “美徳” と同源です。

「具体的には存在しないが、実際的に力を持つもの」という含みがあり、このような意味合いになっています。

1950年代から電子的なものにも使われ始め、外来語としての「バーチャル」にはそちらの印象が強くなっています。(参考)

こういった背景があって、副詞形の virtually ではややイメージと離れた意味合いになっています。

ところで、このポケモン、設定としてはボクサーとしての面ばかりが強調されていますが名前の関連性や元ネタがどうにも薄いです。

可能性として、ボクサーで名前に組み込まれているかもしれない「小笠」など探して見ましたが見つからず…

とはいえ、私はスポーツに関しては全くの無知なので、詳しい方からすれば見つけられるのかもしれません。


さて、今週は秋の食材、キノコを扱いました。

が、私は個人的にキノコがどうしても生理的に無理です。
食材としてに限らずもう見た目と匂いから駄目です…

苦手なものは、人間、ありますよね。

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

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