Pokemon of the Week 48: Umbreon

Umbreonの名前の由来・設定考察

夜が伸びていく時期になりました。
知人に読まれているほど筆の進まない状況もないです。

Umbreon 
“When exposed to the moon’s aura, the rings on its body glow faintly and it gains a mysterious power.”

翻訳・解説は “続きを読む” から!




概要

第二世代で追加されたイーブイの進化系、ブラッキーです。

当時は5系統6種だけの新タイプの一匹で、進化条件の昼夜の時間変化および懐き度も金銀の新要素でした。

また、金銀のポケモンが多数登場したポケモンコロシアムではエーフィと共に主人公の相棒として初期の手持ちになっています。

高い耐久と回復技を特徴とする、イーブイの進化系で最も防御に特化した性能です。

今の所、残念ながら新作のLet’s GO イーブイでは締め出されてしまう様子ですが…


名前の由来

Umbra “影” + -eon (進化系に共通する語尾) と思われます。

umbra はラテン語からの直接の借用語で「影」です。(出典)

天文学などの専門用語として使われることが主です。

太陽の黒点の中央部、また、影の中で光源が一部も見えなくなる場所を表します。

後者は日食・月食についても使われますので、由来としてはこの用法が有力です。

日食を例に取るならば、太陽が完全に月の影によって見えなくなる場所、つまり皆既日食を観測できる場所が umbra になります。

なお、光源の一部のみが隠れる(=部分月食)場所はpenumbra、影を作る物体が小さいなどで隠しきれない(=金環日食)場合は antumbra となります。(出典)

-eon はイーブイの進化系の英語名全てにつく語尾です。

Eevee (EVolution = 進化の出発点) に対して -on (evolutiON の終着点) という説が一つ、
また、生物の進化にかかる eon “悠久の時間” とする説もあります。

共通部分の-eonをしっかり回収できるのは後者ですが、個人的に設定と照らし合わせてしっくりくるのは前者です。

一応、EvolutiON の短縮という説もありますが、通常はしない省略のようなので少し弱めです。


図鑑説明と設定

“月の波導を浴びせられたとき、体の環がかすかに光り、不思議な力を得る。”

be exposed to- “-に晒されている” が高校受験レベルの熟語です。

expose は「(守っている)覆いを外して露出させる」意味で、慣例的にはネガティブな意味になりますが、必ずしもではないです。

例えば、写真を感光させる意味で使われる他、文化に触れる、などといった文脈でも expose を使うことができます。

aura はポケモンでは「波導」の訳語として定着している言葉になります。

こちらの説明文の初出がプラチナ版(ルカリオや波導設定の導入より後)になるので、時系列的にもこの解釈で問題ないはずです。

秋分

今日は秋分の日になります。

春分及び秋分のことは英語で equinox と言います。

equi- は equal と同源の「同じ」という接頭辞、nox はラテン語の「夜」です。

2つを区別する場合は vernal “春分” / autumnal “秋分” 、または月名(March/September)をつけます。

equinoxの定義は太陽光が赤道面に対して直角になる瞬間なので、それ自体は一瞬の現象になります。

それが起きる日を、日本では祝日にしています。
この日には、太陽がほぼ赤道上を移動するように見えます。

なお、2018年の秋分は世界標準時で9/23 1:54分、日本時間で10:54になります。

ちなみに、日の出と日没の定義により、実は昼夜の時間は同じにはなりません。

太陽が現れ始めた瞬間から昼、太陽が完全に沈んだ瞬間からが夜と定義されるためです。

これには大気の屈折率など他の要素も関わっていますが、上記が大きな原因の1つのようです。(参考)


本日は秋分、夜が長くなり始める日ということで、夜のポケモンを扱いました。

肌寒く感じられる日も出てきて、寒暖の差が激しい季節の変わり目です。
みなさま体調にはどうぞお気をつけてお過ごしください。

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

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