Pokemon of the Week 130: Runerigus

Runerigusの名前の由来・設定考察

旅パで使っていましたが基本マスコット
ザシアンを道連れにしたのが最高の活躍でした

Runerigus
“Never touch its shadowlike body, or you’ll be shown the horrific memories behind the picture carved into it.”

Pokemon Shield

詳しい内容は “続きを読む” から。

概要

第八世代の追加(分岐)進化の一匹、デスバーンです。

史上最も難解にも思われるその進化条件は、ネットで調べられることが前提になっているのでしょう。

最近増加しつつある霊/地の複合で、原種と同じく相手の特性を(こちらは文字通り)奪う特性を持ちます。

しかし、物理霊技が接触揃いだったりと、自分に跳ね返ってくることも多くなかなか扱いは難しい印象です。

剣盾発売前の最終報でその姿のみを見せ、この点BWの初報で異様な姿と動きを披露した原種とは対照的かもしれません。


名前の由来

Runerigus (Grudge Pokemon)

Rune(stone) “ルーン(石碑) + Egregious “とんでもない” という説が有力です。

追加進化なので、当然原種の Cofagrigus を踏まえた名前でもあるでしょう。

土地柄、霊の多いガラルでも特に不気味な姿ですが、それは見た目だけではありません。

デスカーンの分類が coffin “棺” であるのに対して、こちらは「石碑」などではなくまっすぐに grudge “遺恨” です。

1.6mの石板にしては軽すぎる66.6kgも悪魔の数字を意識しているということと思われます。

進化条件の49ダメージも縁起の悪い数字ですが、デザインに対してここだけ嫌に日本的です。

ルーン文字と石板

このポケモンは、イギリスに点在するルーン文字が刻まれた石碑をモチーフにしているようです。

石碑のうちそれなりの割合が慰霊碑のようなので、元々の設定とも噛み合います。

『ルーンファクトリー』のように、ほぼ魔法のように使われもするルーンとはいえ、元々はただの文字です。

北欧(ヴァイキング)の言語を含めたゲルマン語を表記するための表音文字だったようです。

もちろん、祭器に刻まれたりもしますがそれはどんな文字にでもよくあることですね。

ですが、ラテン文字が広まるにつれてその使用は減っていき、かえってその異質さが魔術的意味を高めたとも言われます。

各文字がそれぞれの音から始まる単語(mならば mannaz “人間” など)で呼ばれ、その点でも想像は広げやすいのかもしれません。

石碑は「枠」で囲った中に記述することが多かったようで、これがしばしば蛇や竜のようなものを模しています。

刻みが赤茶色なのも含め、かなりデザインそのままなのでぜひ画像検索をどうぞ。


図鑑説明と設定

“Never touch its shadowlike body, or you’ll be shown the horrific memories behind the picture carved into it.”

“決して影のようなその体に触れるな、さもなくばそこに彫り込まれた絵の裏にある悍しい記憶を見せられるだろう。”

否定命令文 + or の構文です。

never は not と類似しているようで、振る舞いは異なりますね。

特に do を発生させて命令文でも don’t になる not に対して、never はそういったことがありません。

疑問文での not は do と共に前置されますが、never は正規文法だと疑問には使えないとされたり、少なくとも前置はされないようです。

線形の語順で同様の位置に生じるだけで、内部構造的にはかなり異なった位置を占めているということなのでしょう。


さて、今週はランクバトルで遭遇して妙に印象に残ったデスバーンでした。

なぜ印象に残ったかというと毎度何もせずに落ちていったからです

やはりこういった面白いポケモンも、高層では見かけなくなってしまうのでしょうか。

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

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参考文献

Bulbapedia
Wikipedia Ingvar runestones Runes Runestone
Wikipedia日本語版 ルーン石碑 ルーン文字
english.best

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