Pokemon of the Week 165: Cacturne

Cacturneの名前の由来・設定考察

そういえば映画の前売りを買っていません
早く買わないと

Cacturne
“If a traveler is going through a desert in the thick of night, CACTURNE will follow in a ragtag group. The POKéMON are biding their time, waiting for the traveler to tire and become incapable of moving.”

Pokemon Sapphire Version

詳しい内容は “続きを読む” から。

概要

第3世代で登場した、ノクタスです。

この世代に典型的な両刀種族値といえ、合計値はあまり高くありません。

かつては一応専用技・ニードルアームを持っており、その点では優遇とも言えなくないです。

しかしそれも最新作未登場とともに廃止され、現在では不遇と言っても良いはずです

一応、人型なので技のレパートリーは広い方です。


名前の由来

Cacturne (Scarecrow Pokemon)

Cactus “サボテン” + Nocturne “夜想曲” と思われます。

日本語名と前後の順番を入れ替えたものとも言えます。

夜想曲、仙人掌(覇王樹)、案山子と漢字表記が捗ります。

一応、語末が曖昧になる日本語版では nocturnal “夜行性の” なども採用でき、音楽である必要性は低めです。

FFの主人公は自然現象の名前が多めですが、Noctis もラテン語で「夜の」です。

サボテン

実際のサボテン自体、ある意味夜行性と言える性質を持つそうです。

サボテンは、昼には気孔を開けて二酸化炭素を取り込むことなく、夜の間のみに蓄えてそれを昼間に消費します。

この特徴は CAM (Crassulacean Acid Metabolism)型の光合成と言われるらしいです。

砂漠などの極端に暑い地域で、昼に気孔を開くことでの水分ロスを減らす効果があるそうです。

ちなみに、パイナップルなんかもCAMの特徴を持つとのことです。

ついでに、サボテンは草とも木とも言えない曖昧な立場のようです。

一応、草と木はいくつかの特徴によって分類されているようですが、サボテンについては意見が分かれる(もしくは、分類する意味がない)ようです。

日本人への馴染みで言うと、竹も分類が微妙のようで、そういえばと言った印象です。


図鑑説明と設定

“If a traveler is going through a desert in the thick of night, CACTURNE will follow in a ragtag group. The POKéMON are biding their time, waiting for the traveler to tire and become incapable of moving.”

“真夜中に旅人が砂漠を通り過ぎようとしていれば、ノクタスは寄せ集めの集団で後を追うだろう。このポケモンは旅人が疲れ、動けなくなるのを待ちながら、好機を伺っている。”

bide は古い表現での「(好機を)待つ、待ち侘びる」です。

ragtag も微妙な訳になってしまっていますが、「烏合の衆」の表現に近い形容詞です。

元々の群れではなく、そこら中から各々やってくる感じということですね。

非ゴーストには珍しい、明らかに人間を襲うタイプのポケモンです。

特に、精神を持っていく系ではなく物理的にやりそうで危険度は高い方です。

先ほどの分類名からも分かる通り、昼間はカカシのように動かず立ち尽くしています。

日中のエネルギー消費を減らすという点で実際のサボテン通りです。

ちなみに、野生のノクタスが見られるのはなんとDPtのクリア後エリアだけです。

進化前も含め、登場作品が少ない意味でのレアポケモンです。


さて、今週のポケモンはノクタスでした。

この謎のチョイスの理由は、映画の前売りを買えとの自分へのリマインドです。(ザルードと同じタイプ)

砂漠エリアは色々な世代にあるのに登場しないのはちょっと悲しいです。

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

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参考文献

Bulbapedia
Wikipedia
違いがわかる事典
園芸相談センター

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