Pokemon of the Week 174: Gengar

Gengarの名前の由来・設定考察

通信進化組の中では比較的野生にもいる印象です
ぼっちに優しい。好き

Gengar
“It apparently wishes for a traveling companion. Since it was once human itself, it tries to create one by taking the lives of other humans.”

Pokemon Moon

詳しい内容は “続きを読む” から。

概要

初代から登場する、ゲンガーです。

初代唯一のゴースト最終形態であり、現在でもゴースト筆頭と言えます。

わかりやすいスピード型の能力から、優秀な補助技を備える安定した性能を持つポケモンです。

毎世代順当に強化されていくのですが、露骨な弱体化を複数回受けた珍しい種族でもあります。

具体的には催眠の弱体化(第四世代)、特性・ふゆうの没収(第六世代)、みちづれの弱体化(第七世代)、メガシンカの没収(第八世代)です。

それでも尚中堅以上のスペックを備えるのは流石という印象です。


名前の由来

Gengar (Shadow Pokemon)

Doppelgänger “ドイツ語:ドッペルゲンガー” と思われます。

『ポッ拳』などの表記では Gangar というスペルが使われています。

完全一致ではないですが、由来の方を意識したスペリングかと思います。

Gänger は、動詞 gehen “歩く/行く” の動作主名詞で、「歩く人」を表します。

Doppel は double に相当し、「複製」の意味を持ちます。

大体「複製の行く者」といった意味合いでしょうか。

doppelganger という言葉が英語に入ったのは、比較的新しく19世紀のことのようです。

哲学・医学などの借用語の多いドイツ語由来には珍しく、文学作品を通じて広まったようです。

詳細は作品によって異なりますが、生者と同じ姿を持ち、あまり好ましくないもの、というのは概ね共通しています。


図鑑説明と設定

“It apparently wishes for a traveling companion. Since it was once human itself, it tries to create one by taking the lives of other humans.”

“旅の道連れを求めているようだ。ゲンガー自身もかつては人間だったので、他の人間の命を奪うことでもう一匹を作ろうとする。”

人間だったシリーズです。

インドぞうをはじめとする初代特有の図鑑説明というものもあり、それらは世代を重ねるごとに少なくなっていきます。

しかし、この説明文は第七世代のものであり、人間→ポケモンの構図は未だタブー視されていないことが見て取れます。

最も古いものだとユンゲラーが有名ですが、中間ぐらいの時代としてデスマスというものもあります。

あちらは生前、という前置きがありますが、ゲンガーも似たものでしょう。

one というのは不思議な単語です。

直接的に指示対象を取らないという点では代名詞的ですが、形容詞などがつく点ではそれと異なります。

普通の名詞単体よりも大きく、代名詞や名詞+冠詞よりは小さい単位であるということも言われています。

こういった特殊な例を調査するのも面白いですね。


さて、今週のポケモンはゲンガーでした。

Phasmophobiaというホラーゲーをやってみました。

ホラーでも他人がいると心強いですね。一人ではやりたくないですが

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

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参考文献

Wikipedia
Wiktionary
Wikipedia日本語版
Bulbapedia

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