Gengarの名前の由来・設定考察
通信進化組の中では比較的野生にもいる印象です
ぼっちに優しい。好き
Gengar
Pokemon Moon
“It apparently wishes for a traveling companion. Since it was once human itself, it tries to create one by taking the lives of other humans.”
詳しい内容は “続きを読む” から。
概要
初代から登場する、ゲンガーです。
初代唯一のゴースト最終形態であり、現在でもゴースト筆頭と言えます。
わかりやすいスピード型の能力から、優秀な補助技を備える安定した性能を持つポケモンです。
毎世代順当に強化されていくのですが、露骨な弱体化を複数回受けた珍しい種族でもあります。
具体的には催眠の弱体化(第四世代)、特性・ふゆうの没収(第六世代)、みちづれの弱体化(第七世代)、メガシンカの没収(第八世代)です。
それでも尚中堅以上のスペックを備えるのは流石という印象です。
名前の由来
Gengar (Shadow Pokemon)
Doppelgänger “ドイツ語:ドッペルゲンガー” と思われます。
『ポッ拳』などの表記では Gangar というスペルが使われています。
完全一致ではないですが、由来の方を意識したスペリングかと思います。
Gänger は、動詞 gehen “歩く/行く” の動作主名詞で、「歩く人」を表します。
Doppel は double に相当し、「複製」の意味を持ちます。
大体「複製の行く者」といった意味合いでしょうか。
doppelganger という言葉が英語に入ったのは、比較的新しく19世紀のことのようです。
哲学・医学などの借用語の多いドイツ語由来には珍しく、文学作品を通じて広まったようです。
詳細は作品によって異なりますが、生者と同じ姿を持ち、あまり好ましくないもの、というのは概ね共通しています。
図鑑説明と設定
“It apparently wishes for a traveling companion. Since it was once human itself, it tries to create one by taking the lives of other humans.”
“旅の道連れを求めているようだ。ゲンガー自身もかつては人間だったので、他の人間の命を奪うことでもう一匹を作ろうとする。”
人間だったシリーズです。
インドぞうをはじめとする初代特有の図鑑説明というものもあり、それらは世代を重ねるごとに少なくなっていきます。
しかし、この説明文は第七世代のものであり、人間→ポケモンの構図は未だタブー視されていないことが見て取れます。
最も古いものだとユンゲラーが有名ですが、中間ぐらいの時代としてデスマスというものもあります。
あちらは生前、という前置きがありますが、ゲンガーも似たものでしょう。
one というのは不思議な単語です。
直接的に指示対象を取らないという点では代名詞的ですが、形容詞などがつく点ではそれと異なります。
普通の名詞単体よりも大きく、代名詞や名詞+冠詞よりは小さい単位であるということも言われています。
こういった特殊な例を調査するのも面白いですね。
さて、今週のポケモンはゲンガーでした。
Phasmophobiaというホラーゲーをやってみました。
ホラーでも他人がいると心強いですね。一人ではやりたくないですが
それでは、来週もまたよろしくお願いします。