Pokemon of the Week 179: Galarian Ponyta

Ponytaの名前の由来・設定考察

流行に逆張りする性質が人生をつまらなくしていく

Galarian Ponyta
“Its small horn hides a healing power. With a few rubs from this Pokémon’s horn, any slight wound you have will be healed.”

Pokemon Sword

詳しい内容は “続きを読む” から。

概要

初代のポケモン、ポニータのリージョンフォームです。

YouTube Liveで人々が虚無の森を見つめる中、突然の登場となりました。

見るからにフェアリー然としていますが、この時点では単エスパーです。

ワイルドエリア外のみ現れる『シールド』限定リージョンであり、ダルマッカとはマイルドに対の関係です。

系統専用特性は、場の味方を毒から守り、治療もするパステルベールです。


名前の由来

Galarian Ponyta (Unique Horn Pokemon)

Pony “ポニー” です。

これだけだと情報の価値が微塵もないですね。

Ponytail “ポニーテール” の途中までとも言われます。

Bonito “スペイン語他:美しい” の女性形 bonita がかかっているという説もあります。

ただ、コクーンなりゴーストなりラフレシアの初代ポケモンなので無理に要素を増やす必要性もないかもしれません。

さりげなく、分類名も原種の Fire Horse “ひのうま” と異なっています。

ヒヒダルマ含め、性質が大きく異なるポケモンはこのように分類名も変化することがあります。

別系統で分類名を共有することもある一方、こういった例もあるとは、「ぶんるい」とは何なのでしょう。

極端な例として、フーパは同一個体でさえフォルムが変わると分類名が変わります。


図鑑説明と設定

“Its small horn hides a healing power. With a few rubs from this Pokémon’s horn, any slight wound you have will be healed.”

“小さな角は癒しの力を秘める。このポケモンの角で数回摩られると、体のかすり傷ならどんなものでも治されるだろう。”

これまでの説明文で直訳が最も難しかったかもしれません。

rub (名詞)にあたる適当な日本語がないのと、you have の関係節が無理です。

極め付けはいわゆる無生物主語なので、意訳はともかく直訳せよと言われたら頭を抱えます。

ユニコーン

ガラルポニータは、ユニコーンの要素を持っています。

ユニコーンは日本語で言えば一角獣、多くの場合は角の生えた馬の姿で描写されます。

翼のあるペガサスとは混同されやすいものの、区別される存在です。

あちらが神の駆る天馬であるのに対し、ユニコーンは野生動物の性質を比較的強く持ちます。

角には強い薬効があると言われ、イッカクの角(牙)による偽物が流通したそうです。

この部分は上の説明文や、特性による毒の治癒に反映されています。

また、通常は凶暴なものの、純潔の乙女に対しては膝の上で眠り、容易に捕獲できるようになるとも言われています。

流石にポケモンでその設定は無理なのか、「邪な心を見通す」に止まっています。

ガラルのモデルの一部であるスコットランドのシンボルとして描かれているのも見逃せません。

連合王国の国章は、イングランドを象徴する獅子と、スコットランドを象徴する一角獣が盾を支えているシンボルになっています。


さて、今週のポケモンはガラルポニータでした。

駅などでも某競馬のゲームをやっている人を見かける今日このごろです。

ソシャゲや美少女ゲーはやらないという方針が視野を狭めているのかもしれないと感じています。

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

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参考文献

Bulbapedia
Wikipedia Unicorn Pegasus

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