Pokemon of the Week 209: Zoroark

Zoroarkの名前の由来・設定考察

ついに出てきた無/霊の複合ですね。
優遇枠だと思うので妥当な配剤ではあるかと

Zoroark
“Each has the ability to fool a large group of people simultaneously. They protect their lair with illusory scenery.”

Pokemon White Version

詳しい内容は “続きを読む” から。

概要

第五世代に先立ち、映画で登場したゾロアークです。

ルカリオに続く一般枠のタイトルポケモンとなりましたが、当初は配信要素を用いないと入手不能でした。

劇中では色違いの伝説ポケモンに変身し、ぜったいれいどスイクンが配信されるタイミングともなりました。

性能面の個性は、手持ちの一番後ろのポケモンに変身する特性・イリュージョンです。

所持者にも前触れなく変身して登場するため、ストーリーで起用して困惑する人もいるようです。

NPCのAIによっては見た目のポケモンとして判断して行動するため、エスパー技を誘えば一部の敵を完封できます。


名前の由来

Zoroark (Illusion Fox Pokemon)

Zorro “スペイン語:狐” + Arch- “偉大な-” と思われます。

dark “闇の” や日本語の「悪」が含まれるという説もあります。

Zoroastrianism “ゾロアスター教” との関連を示唆する声もありますが、個人的には特に関係ないと思っています。

特徴的に炎の攻撃技を習得できる点が、拝火教とも言われるそれに関連するというのは一見ありそうです。

ですが、そもそも「狐火」という表現があるあたり、必ずしもそれを参照しなければならないわけではないはずです。

ちなみに、朽ちた木などで菌類が発する光を foxfire と言います。

この fox は動物の狐だとも、faux “フランス語:偽の” とも言われます。

日本語の狐火との関連は不明ですが、この外来語の訳だという説もあるようです。


図鑑説明と設定

“Each has the ability to fool a large group of people simultaneously. They protect their lair with illusory scenery.”

“それぞれが、人々の大集団を同時に化かす能力を持っている。偽りの景色で住処を守る。”

each は単数扱いするように、ここでは一匹でさえ、という含意があるはずです。

lair “隠れ家/住処” は Max Lair “マックスダイ巣穴” というフレーズでも登場しています。

狐と日本

狐は、世界的にも人を欺くイメージのある動物のようです。

また、女性的なイメージもあるようで、foxy というと「ずる賢い/魅惑的な」といった意味になります。

しかし、やはり日本の文化における狐の立ち位置は世界的にもかなり密接なようです。

稲荷神であったり、化け狐であったり、霊的な力を持つ狐は日本に数多く存在します。

その中でも最も有名な能力が、女性などに変身する・幻覚を見せる力ですね。

どうやら、海外の目を通して見れば「(主に性的接触によって)生命力を奪う」というのは吸血鬼や淫魔の持つ性質だそうです。

一方、「善い」方の狐、稲荷の神社は日本の神社の1/3を占めるとも言われます。

大神と異なり、商売繁盛などの世俗的な願いも割と聞いてくれるのが稲荷のようです。

ただ、捧げ物と引き換えに個人的な願いを叶えるのは欧風に言うと悪魔の役割ではないでしょうか。

結局、「カミ」の範疇には入れづらい役割を広く押し込んだのが日本の狐なように思えてなりません。


さて、今週のポケモンはゾロアークでした。

そういえば、『BW』で化けていたのも女性でしたし、映画でも母親でしたね。

狐については掘るほど面白い話が出てきそうです。今後も続くかもしれません。

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

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参考文献

Bulbapedia
Wikipedia日本語版
Wikipedia Foxfire Foxes in popular culture, films and literature Kitsune Inari Okami

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