Altariaの名前の由来・設定考察
ある意味当然なんですが翼はそうなっているんですね……
Altaria
Pokemon Y
“On sunny days, it flies freely through the sky and blends into the clouds. It sings in a beautiful soprano.”
詳しい内容は “続きを読む” から。
概要
第三世代で登場した、チルタリスです。
特に希少でもないノーマルポケモンがドラゴンに進化する、野良ドラゴンの一種です。
独自の強みとなる特性・ノーてんきや、コットンガードによる防御力上昇など、強化も順調です。
『ORAS』では竜/妖という固有複合を持つメガシンカを獲得し、独自性がさらに強まりました。
かなり良い強化も多かったので、メガシンカはいつか復活して欲しいところです。
名前の由来
Altaria (Humming Pokemon)
Alto “アルト” + Aria “独唱” と思われます。
両方とも音楽や歌劇の用語ですね。
alto は音楽用語の例に漏れず、イタリア語です。
ラテン語 altus から変化していった語で、「高い」という形容詞です。
歴史的には、ラテン語 tenere “保持する” から派生した tenor、一定の音を保持するテノールに対してメロディを歌うパートだったそうです。
この「保持されていない」テノールが contratenor と呼ばれるようになり、それがさらに分化して「高い」contratenor alto と contratenor bass となったらしいです。
これが省略されて、男声の高いパートとしてアルト、低いパートとしてバスができたということになります。
そして、混声合唱になるにあたって、似たような音域を担当する女声パートがアルトと呼ばれるようになったようです。
つまりは「男声の高い音域だから」以上に複雑な事情だったようですね。
図鑑説明と設定
“On sunny days, it flies freely through the sky and blends into the clouds. It sings in a beautiful soprano.”
“晴れた日には、空を自由に飛び回り雲に溶け込む。美しいソプラノで歌う。”
名前と違ってソプラノで歌うそうです。
個人的には、名前の alto “高い” は空高いという部分ともかかっているのでは、と思います。
soprano は、super から派生した接尾辞とのことです。
それがそのまま名詞として転用されて、パート名になったということですね。
「高い」以上の最高の高さ、という意味合いと言えます。
さて、今週のポケモンはチルタリスでした。
最近のアニメは普段見えない姿を見られることが多いようですね。
私としては、遥か昔に見た「ミノムッチの中身」が今でも印象に残っています。
それでは、来週もまたよろしくお願いします。