Pokemon of the Week 239: Weavile

Weavileの名前の由来・設定考察

ホームが解禁されたので、うっかり進化させたポケモンのタスク埋めが楽になるはず
(全種ホーム並べ勢)

Weavlie
“This species corners prey as a pack, under the guidance of a leader. Weavile displays increased cunning, leading me to speculate that its evolution caused further brain development.”

Pokemon Legends: Arceus

詳しい内容は “続きを読む” から。

概要

第四世代で登場した、マニューラです。

映画『波導の勇者』での先行公開であり、追加進化組の先鋒とも言えます。

図鑑終盤に並ぶ追加進化組の連番では唯一、『DP』の地方図鑑に記載されます。

悪/氷は(原種)系統固有で、今は亡きゲッコウガやメガボーマンダの上を取れる速さから一定の個体数を見かけた覚えがあります。

『LEGENDS』では、並行進化とも言うべきオオニューラが追加され、こちらは時空の歪みのみでの登場になっています。


名前の由来

Weavile (Sharp Claw Pokemon)

Weasel “イタチ” + Vile “邪悪な” と思われます。

vile は嫌悪感を催すタイプの「ひどさ」であり、ちょっと言い過ぎなのではないかというような気もします。

同じく vile が使われているポケモンの Vileplume “ラフレシア” は、生理的に不快な花粉を撒く点で違和感は薄いのですが……

weasel は、イタチ属(Mustela)の生物を指して使われる総称です。

下位分類としては、フェレットやミンク、オコジョが含まれます。

北海道の山岳地帯には、白い体が特徴的なエゾオコジョというイタチの種が生息しているそうです。

原因は諸説あるようですが、現在では本土のニホンイタチなどに取って代わられ、平地では見られなくなったそうです。

このことを基として、ヒスイニューラとジョウトニューラの交代が描かれているのかもしれません。


図鑑説明と設定

“This species corners prey as a pack, under the guidance of a leader. Weavile displays increased cunning, leading me to speculate that its evolution caused further brain development.”

“本種は、指導者の指示のもと、群れで獲物を追い詰める。マニューラはより高度な狡猾さを見せることから、進化が更なる脳の発達を引き起こしたと仮説している。”

「指導者/統率者」というのが leader の訳語だと思うのですが、動物などの群れのリーダーにはあまり自然に使えません。

-er は遂行者名詞(Agent Noun)を作るとも言われるものの、この名称も若干ずれているところがあります。

AGENT がしばしば「意志を持つ行為者」とされる一方、-er は computer などそれを行うための道具にも使われます。

「遂行者」と訳した場合には、それに加えて上記の通り「者」に人間を指向する意味があることもずれを起こします。

言語を言語で記述するというのは難しいですね。


さて、今週のポケモンはマニューラでした。

化石組などの歪み限定ポケモンのタスク消化していなかったのでホーム解禁は助かります。

あと『BDSP』での図鑑埋めも。

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

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参考文献

Bulbapedia
Wikipedia日本語版 イタチ エゾオコジョ
Wikipedia

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