Pokemon of the Week 283: Ho-0h

Ho-ohの名前の由来・設定考察

時代は変わっていくもの

Ho-oh
“Legends claim this POKéMON flies the world’s skies continuously on its magnificent seven-colored wings.”

Pokemon Gold Version

詳しい内容は “続きを読む” から。

概要

伝説のポケモン、ホウオウです。

ゲームでの登場は第二世代・『金』のパッケージですが、アニメでは1話に未知のポケモンとして登場しています。

オーキド博士も認知していない伝説のポケモンであり、アニメがゲーム以上の広がりを持った一端ではないでしょうか。

一方で、アニメで特別な立ち位置を持ったため、かえって出演は控えめです。

最終話のタイトルにも「虹」が含まれるなど、サトシの旅を象徴する一匹となりました。


名前の由来

Ho-oh (Rainbow Pokemon)

鳳凰 ですね。

中国の伝承に描かれる霊鳥で、5色の体色を持つと言われています。

色の内訳は白、黄、赤、青/緑、黒/紫で、ホウオウの体色も概ねこの色です。

文書上では、鶏や蛇、魚、亀などの生物の部分を集めた合成獣のような姿となっています。

ただ、日本の平等院鳳凰堂の像を見ても分かる通り、描かれるときには鳥の特徴がほとんどとなることが通例のようです。

その場合の特徴は、ホウオウにも見られるように、孔雀にも似た派手な尻尾と、鶏冠であることが多いです。

古い時代には鳳と凰が雌雄それぞれの名前であるなど区別する描写もあったようですが、時代が進むと一般的ではなくなったそうです。


図鑑説明と設定

“Legends claim this POKéMON flies the world’s skies continuously on its magnificent seven-colored wings. “

“伝説が語るには、このポケモンはその壮大な七色の翼で世界の空を飛び回り続けるという。”

「鳳凰」の色としてはこれでもいいのですが、「虹」の色と言われると事情が変わってしまいますね。

虹は少なくとも日本では7色であるという見方が一般的で、それには青や紫を含みます。

どの色を区別するかには論争があり、「アメリカでは6色」とも言われるものの、ニュートンが提案した7色の見方はやはり広いです。

言語によって何色を見るかが規定される、という説もあります。(私はどちらかというと否定的ですが)

本当に雑に述べると、言語相対論といい、言語が思考に影響を与える、というのがその議論の一部です。

この国では何色、この言語では何色、といった報告は多いものの、「文化の違い」を強調するバイアスがかかっているなどの懸念もあります。

そもそも、光線スペクトラムを見て議論する人と、自然現象を見て区別する人の間には見え方が違って当然であり、数の違いが出るのも当然ではないでしょうか。

個人的には、虹の写真などは6色、スペクトラムは8色に見えます。

ただ、前提として、私は虹に何色があったのか色名を覚えていないため、覚えている人ならその色通りに見えるのかもしれません。


さて、今週のポケモンはホウオウでした。

アニメの立ち位置がメディアでの扱いの枷になっていた可能性もあるので、今後、相方とともに新形態など得られるといいですね。

それこそ青や紫も取り入れた色になってくれてもいいと思います。

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

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参考文献

Wikipedia日本語版
Wikipedia

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