Pokemon of the Week 307: Appletun

Appletunの名前の由来・設定考察

今週にはもうDLCが解禁されるのですね

Appletun
“Its body is covered in sweet nectar, and the skin on its back is especially yummy. Children used to have it as a snack.”

Pokemon Shield

詳しい内容は “続きを読む” から。

概要

第八世代で登場した、タルップルです。

カジッチュからアップリューとの分岐進化であり、先日、第三の分岐であるカミッチュも公開されました。

キョダイ形態が分岐の両方で同じになるという特徴も持っています。

ドラゴンにしてはかなり能力値の低い部類ですが、個性的な特性を複数持っています。

系列固有のじゅくせいはきのみの効果を倍化させる他、あついしぼうでは草でありながら炎を半減することができます。


名前の由来

Appletun (Apple Nectar Pokemon)

Apple “林檎” + Turnover “ターンオーバー(果実入りのパイ)” のようです。

また、「林檎の実るところ」といった意味合いの人名/地名で Appleton というのがあるそうです。

-ton “-のあるところ” がついている地名は多く、Washington もこの一つのようです。

相方が謎の力で重力に逆らって飛び始めた一方で、こちらは完全に調理されています。

Crab Apple “野生林檎” とかかった Grav Apple という専用技を持つあちらが野生、こちらは家畜化(…?四つ足だからいいのか…)しているという対比と考えられます。

進化アイテムもあちらがすっぱいりんご、こちらはおそらく品種改良されたあまーいりんごとなっているのもその現れでしょう。

紛らわしいのは、こちらの専用技が Apple Acid “りんごさん” であることです。

甘く鈍重そうなタルップルが酸、酸っぱく飛んでいるアップリューが重力と関わる Grav Apple “Gのちから” というのが一見奇妙に映ります。

ただ、先述の通りあちらが「野生林檎」とかかっているとわかると何となく見分けはつくようになってきます。


図鑑説明と設定

“Its body is covered in sweet nectar, and the skin on its back is especially yummy. Children used to have it as a snack.”

“体が甘い蜜に覆われており、背中の皮は特に美味しい。子供たちはかつてそれを菓子として食べていた。”

人間との関連性が描かれているのも、やはりこちらが人間に合うように変化した姿であることを示唆しています。

誰にでも食べさせてあげる類の温厚さはないらしく、液体の射出で追い払ったり、虫ポケモンは捕食したりするようです。

なお、サイズは0.4mなので、林檎にしてはかなり大きいものの進化したドラゴンとしては小さい部類です。

虫ポケモンも数十センチはあるものがほとんどのため、丸呑みというわけにもいかず、かなり衝撃的な捕食シーンにはなりそうです。


Gigantamax Appletun
“Due to Gigantamax energy, this Pokémon’s nectar has thickened. The increased viscosity lets the nectar absorb more damage than before.”

Pokemon Shield

“キョダイマックスのエネルギーにより、このポケモンの蜜は濃縮された。高まった粘性が、蜜により多くのダメージを吸収させる。”

「エネルギー」「ダメージ」と二度敗北しています。

『剣盾』の英語ベースの説明文は日本語版に正解がない表現も多くカタカナ語を避けるのが難しいです。

この共通の姿になると、相方も甘い蜜を使うようになるようです。

こちらが酸を使う記述はありませんが、もしかすると実はどちらの能力も使えるのかもしれません。

特殊形態で進化前に似た共通の姿になるのは、進化があくまで環境への表面的な適応であり、本質である竜の部分は変化しないということでしょうか。

ついでに、専用の技である G-Max Sweetness “キョダイカンロ” は自分含む場の味方の状態異常を回復するという効果を持っています。


さて、今週のポケモンはタルップルでした。

青森に行ったときに何となくAppleStoreを検索してみたのですが、ありませんでした。

代わりに個人経営の小さな直売所が出てきました。

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

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参考文献

Bulbapedia
Online Etymology Dictionary

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