Pokemon of the Week 326: Ampharos

Ampharosの名前の由来・設定考察

パル……?

Ampharos
“When it gets dark, the light from its bright, shiny tail can be seen from far away on the ocean’s surface.”

Pokemon Crystal Version

詳しい内容は “続きを読む” から。

概要

第二世代で登場した、デンリュウです。

メリープ系統は序盤で登場する電気という、現在では電気マスコット枠と分離した枠をある意味でピカチュウから後継した系統です。

『金銀(晶)』のストーリーでも特別な出番があることから、一定の優遇を受けているポケモンとも考えられます。

やや素早さが低いものの、二足歩行ゆえにほのおのパンチを習得できることから知っていればストーリーでの使い勝手はいい方です。

「リュウ」の名前に反して単電気でしたが、メガシンカではドラゴンタイプを獲得していました。


名前の由来

Ampharos (Light Pokemon)

Ampere “アンペア” + Φάρος “ギリシア語:灯台” と思われます。

Φάρος は アルファベットだと pharos という綴りに相当します。

ampere は amp と略すこともあるため、直接的に名前に含まれているのは短縮形と言えるかもしれません。

かなり投げやりな印象の日本語名とは対照的に難解です。

単位名の由来になっている Ampere は電磁気学の基礎的な法則を発見した科学者です。

中学理科の内容にも含まれる、右ねじの法則を発見したのも Ampere です。

なお、電子楽器に繋げる amp は amplifier の略であり別の語です。


図鑑説明と設定

“When it gets dark, the light from its bright, shiny tail can be seen from far away on the ocean’s surface.”

“暗くなると、明るく輝く尻尾から出る光は遠く離れた海上からも見える。”

こちらはマイナーチェンジ版の『クリスタル』の説明です。

『金銀』でも道標になるという説明文でしたが、海上の案内になるという英語名もこの説明文も『金銀』ストーリーの描写を参考にしていると思われます。

深海から見えるランターンほどではないものの、確実に間近ではみてはいけない光量をしています。

現実通りにあの世界の「光」というのを考えてはならないのでしょう。


Mega Ampharos
“Massive amounts of energy intensely stimulated Ampharos’s cells, apparently awakening its long-sleeping dragon’s blood.”

Pokemon Ultra Moon

“莫大な量の力がデンリュウの細胞を刺激し、長らく眠っていた竜の血を目覚めさせたようだ。”

『US』ではエネルギーの影響で羊毛が復活したと書かれています。

これは羊に戻ったと言えるのか、それとも竜になったのでしょうか。

おそらく、通常デンリュウのあの姿でも一応種族は羊で、羊毛を復活させつつ竜にもなった、ということなのでしょう。

「リュウ」の名前と輝く玉、元々あった羊毛を利用した雲と、東洋竜のモチーフを盛り込んでいる意外にもちゃんとした竜です。


さて、今週のポケモンはデンリュウでした。

『金銀』のイベントでデンリュウに話しかけると「ぱる」という鳴き声が表示されますね。

なんかそういう名前のゲームが流行っています。

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

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参考文献

Bulbapedia
Wikipedia
Wikipedia日本語版 アンドレ=マリ・アンペール 中国の竜

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