Pokemon of the Week 325: Meowscarada

Meowscaradaの名前の由来・設定考察

そういう面白いことされるとやっぱり気になりますよね

Meowscarada
“This Pokémon uses the reflective fur lining its cape to camouflage the stem of its flower, creating the illusion that the flower is floating.”

Pokemon Scarlet

詳しい内容は “続きを読む” から。

概要

第九世代の所謂御三家の最終形態、マスカーニャです。

案の定立ちましたが、ニャビーのときとは違った系統の立ち方のため批判されるどころか人気になった印象です。

近年一気に増えた草/悪複合で、特性・へんげんじざいによるタイプ変化の可能性も持っています。

専用技・トリックフラワーは、威力70・必中・確定急所という明らかに強いことしか書いていないものです。

(流れこそやや変になりますが)強敵トレーナーの急所に対するコメントを回収するのにも便利です。


名前の由来

Meowscarada (Magician Pokemon)

Meow “ニャー(猫の鳴き声)” + Mascarada “西語:仮面舞踏会” と思われます。

仮面舞踏会は、15世紀にフランスで始まった文化だそうです。

最も栄えたのはヴェネツィアだそうで、『SV』のスペイン/ポルトガルからは少しずれていることになります。

顔を隠すという性質から問題も生じていたらしく、スウェーデン国王が仮面舞踏会中に暗殺されるという事件も起きています。

その事件を元にしたのが、ヴェルディのオペラ『仮面舞踏会』であると言われています。

フランス語、スペイン語などでも mascarademascarada というスペルですが、英語では masquerade というスペルになっています。

フランス語で「仮面」が masque なので、こちらの影響を受けているのかもしれません。


図鑑説明と設定

“This Pokémon uses the reflective fur lining its cape to camouflage the stem of its flower, creating the illusion that the flower is floating.”

“このポケモンは外衣に裏付けした反射性の毛皮を使って花の茎を隠し、その花が浮いているかのような錯覚を生じさせる。”

line “裏地をつける” という動詞があるのですね。

特に公式絵がわかりやすいですが、ケープの裏側には葉脈のような模様が入っています。

これが反射効果のある素材、ということになるのだと思います。

ポケモンのモデルに反射や細かな凹凸の描写が追加された、この世代を代表する設定と言えるのかもしれません。


さて、今週のポケモンはマスカーニャでした。

……ミミロップのサムネイルがなぜかX(旧Twitter)にセンシティブ判定されたので、似たような人型を取ってきました。

どうなるでしょうか。

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

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参考文献

Bulbapedia
Wikipedia
Online Etymology Dictionary

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