Clawitzerの名前の由来・設定考察
必中の波動技、頼れそうですね
Clawitzer
Pokemon Sword
“After using the feelers on its oversized claw to detect the location of prey, Clawitzer launches a cannonball of water at its target.”
詳しい内容は “続きを読む” から。
概要
第六世代で登場した、ブロスターです。
ドラミドロとはバージョン限定で対応しているものの、能力や進化レベルには差があり相方に縛られず各々が好きなようにやっています。
準専用特性と言えるメガランチャーは、はどう技の威力を1.5倍にする素敵なものです。
はどうだんをタイプ一致相当で使え、みずのはどうをメイン技に据えるという珍しいこともできます。
ただ、悪、竜は弱点を突くには不向きなタイプなので、意外とそれらが活きることは少ないかもしれません。
名前の由来
Clawitzer (Howitzer Pokemon)
Claw “螯” + Howitzer “榴弾砲” と思われます。
Claw は「爪」だけでなく、カニなどのハサミも表します。
Howitzer の方は分類名にも使われていますね。
どことなく英語よりドイツ語のように見えるこれは、オランダ語からの借用語だそうです。
(英語もですが)ドイツ語とオランダ語はそこまで遠くないので、印象通りではあります。
カノン砲と比較して砲身が短く持ち運びに優れるものを榴弾砲と言うそうです。
速度と射程は劣るため、曲射を中心として用いるとのことです。
しかし、ブロスターの場合はより大きい大砲との比較と言うより、銃などの小火器を超える火砲、という面が強調されているように思います。
日本語の方は、ロブスターとブラスターをかけた秀逸な名前ですね。
それでいて、後述のようにモデルとなる生物もいるので、奇跡的なデザインです。
図鑑説明と設定
“After using the feelers on its oversized claw to detect the location of prey, Clawitzer launches a cannonball of water at its target.”
“獲物の居場所を特定するのに特大の螯についた触角を使った後、ブロスターは標的に水の砲弾を撃ち込む。”
威力は一目見て察せられますが、確かによく見ると感覚器官もついているのですね。
ブロスターのモデルは、テッポウエビと見られます。
片方の螯がもう一方よりかなり大きく、それを使って衝撃波を発生させます。
急激な圧力によって水を沸騰、大量の気泡を発生させ(キャビテーション)、秒速25mの速度で泡を撃ち出すそうです。
この瞬間的な現象によって気泡からわずかながら光すら発生するともされています。
この辺りだけ聞くとどっちが仮想生物だかわからないですね。
もちろん小さな生物なので人間規模からしたらごく小規模なものですが、小魚程度には十分致命傷になるそうです。
なんというか解説自体を読むと凄まじいことが書いてあるので、テッポウエビのWikipedia、おすすめです。
さて、今週のポケモンはブロスターでした。
間違いなく日本語名が秀逸なポケモンの上位に入りますね。
バージョン限定とか加入時期とかでなかなかストーリーで活かしにくい気がするので、そういう機会もあってほしいです。
それでは、来週もまたよろしくお願いします。