Pokemon of the Week 18: Dratini

Dratiniの名前の由来・設定解説

毎週一匹のポケモンの英語名と図鑑説明を解説するPokemon of the Week、
第18回は、この機会にたくさんゲットしたいポケモン。

Dratini 
“Even the young can exceed 6.5 feet in length. It grows larger by repeatedly shedding skin.”

翻訳・解説は “続きを読む” から!




概要

今週のポケモンはミニリュウです。
初代赤・緑で唯一のドラゴンタイプ系統、その最初の形態です。

どの世代でもミニリュウそのものが一貫してレアキャラとして扱われており、その中でも強力な隠れ特性や遺伝技を持った個体がいます。

今ではインターネットを利用することで分けてもらうことができますが、自力でそれらを入手しようとすると苦労すること間違いなしです。
ネット通信の恩恵を感じさせてくれるポケモンです。

Pokemon GOでも初代のレア枠で、本編同様に強力なポケモンに進化するので需要も高いです。
今回はコミュニティ・デイで大量に出現するようなので、ぜひたくさん捕獲したいですね。


図鑑説明と設定

“若いものでさえ、長さ6.5フィートを超えることがある。繰り返し脱皮することで成長する。”

やはり初代で唯一のドラゴンとして、現実離れした、あるいはその希少さを強調する説明が多いです。
ここでは、現代の現実の生物では考えられない大きさが紹介されていますね。

水棲生物で希少・巨大というと、ガーやアロワナというような古代魚を連想します。
古代魚と呼ばれるもの全てがそうではないらしいとはいえ、古代の連想はドラゴンが時間的にも人間の尺度とは異なる存在であると思わせてくれます。

説明文では長さがフィートで表されています。
英語版がヤード法ということは、海外ではそちらが主流なのか?と思いそうですが、実は公式にこれを使っているのはアメリカくらいです。
1フィート=30.48センチなので、6.5フィートはほぼ2mです。

「足」を表すfootと同じ単語で表記することからも分かる通り、もともとは人の足の大きさを基準にした長さです。
ヨーロッパ系の男性の足でしょうが、30cmの足はとても大きく感じます…

ちなみに、インチが同様に親指の長さを基準にした長さで、25.4mmです。
「一寸法師」の「寸」も同じく親指の長さで、なんとアジア起源のこちらの方が30.303mmで長いです。

おそらく手の大きさも欧州の人の方が大きいことを考えると不思議です。
後に計算しやすいよう、○○はXXの何倍、と決めた時の調整で逆転したのかもしれませんね。


名前の由来

Dragon + Tiny “小さい”と思われます。
「小さい竜」、日本語名とほぼ同じですね。

tinyはsmallよりも小さい印象のある単語です。
smallの対義語というとbigになる一方で、tinyに対応するのはhuge “巨大な”になると思います。
どちらもsmall / bigよりは強い意味を持つので、英作文の際に頭の片隅にあると言い換えで役に立つかもしれません。

ミニチュアは小さくない?

このポケモンの日本語名はご存知ミニリュウとなっています。
小さいことを表すのに「ミニ」という外来語を使うことが多いです。

「ミニ」を遡ると、一つはminutus “ラテン語:小さくされた”にたどり着きます。
ここから直接的に来ているのが、「小さな時間の単位」であるminuteです。

正確な単位ではない短い時間、という意味が生きている表現もあります。
例えば、”Just a minute.” 「ちょっと待って」。
日本語でも同じように、「ごめん!一瞬待って!」と言うことがありますよね。

もう一つたどり着くのが、miniature “細密画、ミニチュア”という語です。
ミニチュアダックスフントなどとも言いますし、「小さい」イメージがあります。

しかし、このminiature、さらに辿っていくと前述のminutusとは違うところに行き着くそうです。
もともとはminium “ラテン語:赤鉛”から来ているとのこと。

「赤い色で絵に光彩を添える」ということから、「絵画」、「細密画」に転じたそうです。

そんなminiatureは、minutus以外にも”min”を持つ「小さい」を意味に含む単語がラテン語があるために、その派生の中で語源が誤って解釈されたのだろう、と言われています。
似た形の他の単語の意味と関連づけて解釈された結果意味が変わっていく、大変面白い現象ですよね。

ちなみに、「小さい」のミニから来ている英単語としては、minimum “最小”などがあります。
動詞形 minimize はポケモンで「ちいさくなる」の英訳になっています。

日本語の「ミニ」がminiatureから来ているとすれば、私たちは数千年前の人たちからすれば誤用の果てにいることになります。

言葉の意味は使っている人たちによって様々に解釈され、変化していくものです。
「若者言葉」などはしばしば槍玉に挙げられますが、歴史的に間違っているから、という指摘をする権利は誰にもないのかもしれません。

受け継がれて来た語彙を大切にしながらも、変化を受け入れる姿勢も大切なのかもしれないですね。


今回は、初代のドラゴン、ミニリュウを扱いました。
Pokemon GOのイベントで大量発生するらしいので、ぜひとも乱獲しておきたいと思っています。
イベント後のジムにはきっとカイリューが溢れかえるのでしょう…

ミニリュウのとぼけた顔は個人的に結構好きです。
キティちゃんのように、表情が断定できないキャラクターはやはり可愛く映るのでしょうね。

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

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