Pancham的名前・設定考察(偽中国語)
是在偽中国語、非在実際中文。
Pancham
Pokemon Moon
“There’s no point to the leaf in its mouth, aside from an effort to look cool. It’s mischievous, so it’s not well suited to inexperienced Trainers.”
詳細被記下部。
概要
是在頑皮熊貓、登場於第六世代(XY)。
於活動画登場位莎莉娜的手持。
於原作備特殊進化要他悪属性寶可夢被共同所持。
他的特徴有優秀三種特性共通進化後。
一来有数寶可夢習得急所必中技山嵐摔。
名前的由来
Pancham (Playful Pokemon)
有力考察指示 Panda “熊猫” + Champion “冠军”。
於日本語版不在熊猫的要素。謎。
代示 やんちゃ “顽皮”、対応分類名与中文名称。
中文語句熊猫一見在奇異。
複合語的主要部在右側(語末)於中文、例示 巧克力蛋糕 “chocolate-cake”。
意味熊猫在猫、不在熊。
疲れるので日本語に戻ります。
図鑑説明と設定
“There’s no point to the leaf in its mouth, aside from an effort to look cool. It’s mischievous, so it’s not well suited to inexperienced Trainers.”
“口に咥えた葉には、格好よく見えようという努力の他にまるで意味はない。悪戯好きなので、経験の浅いトレーナーにはあまり向いていない。”
過去分詞を元にしたと思われる experienced というのは意味的に面白い形容詞です。
通常、こういった形容詞は受け身の意味を持ちますが、この場合には完了の能動的意味になっています。
こういったものは他にも gone “過ぎ去った/逝った” などが考えられます。
移動を示す go などは内部的に主語が目的語として扱われることがあるらしいのでこれにも納得ですが、experience の場合は微妙です。
自己の状態変化を示す動詞も同様の性質を示すことがあるようなので、経験という意味での内部変化に近いのかもしれません。
私見ですがこの性質はドイツ語に顕著です。
完了形を示す助動詞が、通常は haben、上記のような動詞との組み合わせの場合は sein (beに相当)になります。
一部の受動態も sein + 過去分詞の形態になるので、相関は強いのではないかと思います。調べれば論文も出そうです。
なお、ドイツ語での erleben “経験する” は通常の haben をとりますが、語源が違いそうなので特に不思議ではありません。
偽中国語
今回は、冒頭から偽中国語でお送りしました。
ネットの一部で見られる、日本語をなんとなく中国語のように並べたという代物です。
到底規範的な日本語とはかけ離れた変異体として、個人的には大変興味深く感じています。
社会的にタブー視されるような内容を代わりに表現する(ある意味、外国語に擦りつける)という意味的/語用的側面、
一部のコミュニティでのみ通用する独自のコミュニケーション手段としての社会的側面、
どんな文構造があり得る、もしくはあり得ないのかという統語的側面など、単に日本語の変異体としても非常に面白いです。
さらには、中国人にも捕捉されて用いられるようになり、言語接触によるピジン語の様相も呈しています。
中国でも假中文などではなく偽中国語というあえて紛い物表記なのにユーモアを感じます。
言語(?)なのに音声が話者(?)で全く統一されていないというのも特異です。
割と本気でネットスラングで終わらせるには面白すぎる現象なので誰か学部の卒業論文とか書かないですかね。
それ以上の研究者になると白い目が避けられなさそうなので……
毎週の記事内容を見ても、だんだん私の正気度が削られているのを感じます。
いい加減世に知れたガラルのポケモンも書きたいのですが、原作未プレイで書くのも主義に合わないですので……
ちなみに、私の偽中国語は英語の要素が多分に混じった結果かなり理解しづらいそうです。
偽中国語が下手ってそんなことあるのね
それでは、来週もまたよろしくお願いします。
参考文献
Bulbapedia Pancham (Pokémon) Serena (anime) Storm Throw (move) Pokémon in Greater China
Wiktionary