Surskitの名前の由来・設定考察
ポケダンDX、すいすい高速移動アメタマでカイオーガ討伐する絵面がシュールすぎるし普段と違うポケモンが強いから楽しいんですよね
Surskit
Pokemon Moon
“When this Pokémon senses danger, a sweet fluid oozes from the tip of its head. The taste of it disgusts bird Pokémon.”
詳しい内容は “続きを読む” から。
概要
第三世代、ルビーサファイアで登場した、アメタマです。
出現場所こそまあまあ多いものの一応はレア枠になっており、エメラルドでは出現しません。
同世代の映画、『裂空の訪問者』ではちょっとした役で登場しました。
普通のレベル進化では珍しく、伴って第二タイプや特性が書きかわります。
第七世代で後付けの対になるシズクモと、ついでにコソクムシが追加されるまでは進化前ながら完全な固有タイプでした。
水タイプが失われる進化というと極めて異例に感じられますが、一応、クズモーという同じく水が書き換わる進化をするポケモンもいたりします。
名前の由来
Surskit (Pond Skater Pokemon)
Surface “表面” + Skitter “かすめていく” と思われます。
skitter は skit “寸劇” と類似していますが、直接派生した訳ではないようです。
同じ語源はあったらしく、shoot “撃つ/撮影する”、scoot “走り出す”、scout “偵察する” などと共通します。
つまり、skit + -er という構成ではないのですが、ここでは -er が外れて命名に使われていると言えそうです。
語尾を外して存在しない原形を復元するような例は実際の単語にもあったりします。
edit “編集する” は editor “編集者” よりも新しい単語ですし、home + sickness の homesickness から homesick が分離されました。
もちろん、命名のときに元の単語の一部が欠落することはよくありすぎる現象です。
ただ、「元の語の意味を保ったまま」「接尾辞に見えるものを外す」というのは広く見られるような現象と類似していると言えそうです。
ちなみに、日本語のアメンボは細長い姿と匂いから「飴棒」らしいです。
アメタマの場合は細長くないので玉と考えるととても単純な命名です。
「雨」は後付けと言われていますが、特性など考慮するとポケモンの設定には含まれていそうです。
図鑑説明と設定
“When this Pokémon senses danger, a sweet fluid oozes from the tip of its head. The taste of it disgusts bird Pokémon.”
“このポケモンが危険を感じとると、甘い液体が頭の先端から染み出す。それの味は鳥ポケモンを不快にさせる。”
アメンボはカメムシ科だそうです。
人間からすると匂いの印象が違うようですが、外敵に対する対処法としては同じということと思われます。
ooze “(体液などが)染み出す” は、毒のダイマックス技 Max Ooze に使われています。
「ダイアーク」よりよっぽど特防を下げそうな「ダイアシッド」と比べると、火力アップの効果には結びつけやすい技名ではないでしょうか。
Steelspike、Overgrowth、Starfall など、英語名が元なのではと思われるエフェクトのマックス技は多いです。
とはいえ全ての名付けが英語ベースになったかというとそうは思っておらず、日本語ベースと思われる例もそのうち扱おうと思います。
今週は、外伝でいつもと違うポケモンにスポットが当たったタイミングで剣盾未登場のポケモンでした。
ペリッパーが雨始動できるようになったので大きいカイオーガを連れ回さなくてよくなったのがいいですね
超硬いバンギラスに天候取られて壊滅しましたが…
それでは、来週もまたよろしくお願いします。