Pokemon of the Week 124: Gulpin

Gulpinの名前の由来・設定考察

何を食べても吐きそう
ストレスでしょうか

Gulpin
“There is nothing its stomach can’t digest. While it is digesting, vile, overpowering gases are expelled.”

Pokemon FireRed Version

詳しい内容は “続きを読む” から。

概要

第三世代で登場した、ゴクリンです。

ポケダンの『救助隊』では技連結係として登場しています。

ジュプトルで有名な橋の下で出現し、ナマケロを粘らない場合、技・あくびが初見になることがあります。

毒単体と短い手に反して、各種ビームやパンチを覚えて技範囲は広いです。

手足が揃っているのにパンチを覚えないポケモンもいる中で、きあいパンチまで覚えるくらい実はガッツがあります。


名前の由来

Gulpin (Stomach Pokemon)

Gulp(ing) “飲み込む” と思われます。

他の要素も提案されていますが、どれもぴったり合うものが見つかりません。

-in は強い根拠なしに由来とするにはありふれた語尾すぎるようです。

例えば、タイプと合わせて toxin “毒” というのが1つ考えられます。

しかし、初代からようかいえき = 毒タイプという伝統があることを考えると分類名の「胃袋」で回収可能に思われます。

他の言語にも手がかりはないため、含まれていないか、もしくはローカライズでも読み取れていない線が強いです。

-inと-ing

動詞に付与したりする -ing の発音ですが、i + n + g という3音ではなく i + ŋ という2音らしいです

最後のŋは軟口蓋鼻音なる音で、「りんご」の「ん」に近いものになります。

つまり、-in と音の数をしては変わらないことになります。

意外とこういった精密な発音の話は学校では習わないですね

特に、このようなスペル通りで概ね遠くない発音ができるものは盲点になりそうですし、私もここ数年で知りました。

一方、-ing であれば必ずgの音がないのかといえばそうでもないらしく、finger は i + n + g になるそうです。

したがって、singer (ŋ)と finger (ng)では韻を踏めないそうです。


図鑑説明と設定

“There is nothing its stomach can’t digest. While it is digesting, vile, overpowering gases are expelled.”

“ゴクリンの胃が消化できないものは何もない。消化している間、不快で耐えがたいガスが放出される。”

火を吐くようなポケモンの方が明らかに危険なのですが、このようなポケモンの方が迷惑に感じられませんか

微妙に現実で想像できる規模の迷惑なのが原因なのでしょうか

緑色という点で、胃袋ではなく胆嚢なのではという指摘もされています。

胆嚢に貯められる胆液が緑色の液体なのだそうです。

しかし、胆液はそもそも消化液なのか怪しい(消化酵素を含まないらしい)上、何でも溶かすというより脂肪の分解を助けるだけのようです

そのため、個人的には分類名の胃袋を覆してまでそう主張する意義はないかと思います。

頭の触覚(?)が食道側(入り口)で、尻尾が腸側(出口)というデザインなのではないでしょうか。


消化管を強くしたいです

吐く癖がついてしまうとなかなか治らないので皆様もお気をつけください。

この時期、ちょっと病院は行きたくないんですよね…

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

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参考文献

Bulbapedia
Wikipedia
Interactive IPA Chart

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