Luxrayの名前の由来・設定考察
DLC第一弾っぽいけど、断定するだけの証拠が持てていません。
やっぱり人気のポケモンなのですね
Luxray
Pokemon Diamond Version
“It has eyes that can see through anything. It spots and captures prey hiding behind objects.”
詳しい内容は “続きを読む” から。
概要
第四世代で登場した、レントラーです。
序盤から登場する電気タイプの最終形態で、物理特殊が技依存になったと同時に登場した物理型の電気タイプです。
そう言えば聞こえはいいものの、電気技の習得が遅く、威力も高くないので使い勝手はそこまでのイメージです。
一応、普通水準の特殊型性能も持っていますが技の自力習得が遅めです。
しかしビジュアルと序盤からの愛着からかその人気は高く、ゲームでは登場すらしないXYのアニメでレギュラーを張っていたりします。
特性・せいでんきで引き寄せられ、広い草むらに出現し、捕獲も容易、色は金色とポケトレ初心者におすすめの相手でもありました。
名前の由来
Luxray (Gleam Eyes Pokemon)
Lux “ルクス(照度の単位)” + X-ray “X線” と思われます。
ルクスによって表される照度は、「物体の表面を照らしている光の量」だそうです。
月明かりで1、室内の照明で500前後、日中の太陽光で100,000という目安が挙げられています。
一方、光源の明るさはルーメン(lumen)、光の強さはカンデラ(candela)で表されるそうです。
これらの単位はいずれも、ラテン語の一般名詞から取られた名称であり、英語でも大文字表記をしないことに特徴があります。
それぞれ、lux “(比喩的なものも含めて広く)光”、lumen “光”、candela “蝋燭の明かり” となっています。
ラテン語の単語の語末の -x は、変化形で -g- や -c- に変化する性質があります。
そのため、lux から派生した人名として Lucia (ルチア/ルキア)があります。
-g- に変わるパターンとしては新入りが増えて今話題のレジ系の名前についている regi- (原形は rex “王”)があります。
無理に英語から単位であるルクスを取らず、ラテン語から直接由来としてもいいかもしれません。
X-ray は設定にも関係し、日本語名はおそらく レントゲン + 虎 です。
図鑑説明と設定
“It has eyes that can see through anything. It spots and captures prey hiding behind objects.”
“あらゆるものを見通す眼を持つ。物体の後ろに隠れている獲物を発見し、捕らえる。”
全ての図鑑説明がこの透視能力に言及する、レントラー最大かつ唯一にも思える特徴です。
図鑑が充実していないのはDPt以来地方図鑑に登場していないことも手伝っており、新作での追加が期待されます。
レントゲン
いわゆるレントゲンと呼ばれるものが、X線撮影です。
X線は Wilhelm Röntgen によって報告され、彼によって透過撮影も行われています。
正式名称かというと微妙ですが、コピーをゼロックスする、ウェブ検索をググるというのと呼び方としては同系統です。
X線のほとんどは波長が10pmから10nmとされる、放射線の一種です。
通り抜けた部分が黒く反応し、塞がれた部分が反応せず白くなるような検出方法で、手荷物検査や医療で使われています。
ちなみに、そのために撮影した像の白い部分が「影」で黒い部分が「明るい」らしいです。
放射線なので普通に有害らしく、0.数パーセントから2%ほどのガンがCT検査のせい、とも主張されているようです。
それでも、当然ながら有用性が勝るので使っている、ということでしょう。
さて、今週のポケモンはレントラーでした。
なんと、約9ヶ月ぶりの電気ポケモンらしいです。
炎や電気って、同じような名前の由来のポケモンが結構いて扱いに困るんですよね。
解説しづらいポケモンだけが残っていく…
それでは、来週もまたよろしくお願いします。