Escavalierの名前の由来・設定考察
汁物食べられなさそうな体している
Escavalier
Pokemon Sword
“They use shells they’ve stolen from Shelmet to arm and protect themselves. They’re very popular Pokémon in the Galar region.”
詳しい内容は “続きを読む” から。
概要
第五世代で登場した、シュバルゴです。
まず気づかないような特殊な方法での進化であり、通信が絡む分偶発的に発生する確率は0に近いと言えます。
同世代で一気に増えた虫/鋼の一匹であり、重戦車型と言える能力値です。
それとなく虫使いのチャンピオン・アデクの手持ちの一匹でもあります。
ドリルライナーの他にも、シェルブレードなど意外な属性の技を覚えます。
名前の由来
Escavalier (Cavalry Pokemon)
Escargot “フランス語:カタツムリ” + Cavalier “フランス語:騎兵” と思われます。
どことなく Excalibur “エクスカリバー” にも聞こえます。
名前に英語が含まれないのは割と珍しいような気もします。
多文化をテーマとする第五世代の特徴が表れているとも言えるでしょうか。
アギルダー・シュバルゴの忍者・騎士のペアはもちろん、御三家も西洋貴族・中国戦士・日本武士となっています。
日本語名の方も、前後を入れ替える形で Chevalier “フランス語:騎士” + Escargot “フランス語:カタツムリ” と思われます。
cavalier と chevalier は違う単語で、前者が騎兵、後者が職業の騎士です。
どこが騎兵なのかは今ひとつわかりませんが、随所からテーマは一貫してそれであることがわかります。
図鑑説明と設定
“They use shells they’ve stolen from Shelmet to arm and protect themselves. They’re very popular Pokémon in the Galar region.”
“チョボマキから奪った殻を使って武装し、自分を守る。ガラル地方ではとても人気のあるポケモンだ。”
ある意味イッシュより本家の地方ですからね。
不定詞には主節の動詞と同時に起きる解釈を受けるものと、続いて起きると解釈されるものがあるという分析を見たことがあります。
この場合は後続して起きる方の解釈ですね。
他の文法的操作とも関連があって個人的に面白い分析なのですがあまりにも専門的になるので割愛します。
槍
今回のコーナーは「槍」です。
槍は弓と並んで原始的な武器の一つで、世界中に様々な種類があります。
シュバルゴの腕になっているのは馬上槍(lance)の特徴を持つものです。
馬上槍は騎兵突撃の際に一撃を入れることに特化した槍です。
反動で手が刃先側に滑らないための鍔と、先端に向かって細まっていく形状の特徴があります。
半ば一撃で破損する前提であり、非常に重くその後の戦闘では取り回し辛いため、他にも武器を持つのが通例だったそうです。
一方、歩兵が用いる槍は spear や pike と呼ばれます。
前者がよくイメージされるであろう通常の刺突槍、後者は主に集団戦で用いる長槍です。
投擲に特化した短槍(『ファイアーエムブレム』で言うところの「手槍」-間接攻撃できる)は javelin と呼ばれることが多いです。
さらに、斬撃対応した広義の槍だと槍斧/長柄斧(halberd)や薙刀(naginata)もあります。
発展の経緯で言うと元々武器だったもののみならず、短刀や鎌、斧が転じたものもあるようで、分類は混迷を極めています。
さて、今週のポケモンはシュバルゴでした。
槍という武器はいいですよね。
私でもリーチがあれば剣道の人とかにも勝てそうな気がして
それでは、来週もまたよろしくお願いします。
ついに推しポケきちゃー!