Pokemon of the Week 215: Milotic

Miloticの名前の由来・設定考察

ヒンバス釣りを緩和しなかったのはまあまあ評価できますね(白目)

Milotic
“Milotic has provided inspiration to many artists. It has even been referred to as the most beautiful Pokémon of all.”

Pokemon Sword

詳しい内容は “続きを読む” から。

概要

第三世代で登場した、ミロカロスです。

弱い魚ポケモンから進化する竜のようなポケモンとして、ギャラドスとしばしば対比されます。

最も対照的なのはおそらくその希少性で、進化前のヒンバスは多くの作品でごく限られた(数マスのレベル)場所でしか遭遇できません。

進化方法も、うつくしさのコンディションを一定まで上げる、という独自のものですが、作品によってはアイテムで通信進化も可能です。

レアポケモンとしてチャンピオンの手持ちにも抜擢され、『エメラルド』『DPPt』とに世代にわたって相対することとなります。


名前の由来

Milotic (Tender Pokemon)

Venus de Milo “ミロのヴィーナス” + 何らかの形容詞と思われます。

majestic “荘厳な”、aquatic “水棲の” など、-tic は候補が多すぎるため正確なところはわかりません。

lotic “流水の” という形容詞もあるそうです。

「ミロのヴィーナス」はギリシア神話の女神アフロディテを象った(と見られる)彫像です。

「ミロ」は発見された地名で、紀元前100数十年の製作と言われています。

現在はルーブル美術館に所蔵されており、一度だけ日本にも来たことがあるそうです。

ギリシア要素は日本語名にも現れており、Κάλλος (Kállos) はギリシア語で「美しさ」を表します。

『XY』の「カロス地方」もおそらく同じネーミングです。

図鑑説明と設定

“Milotic has provided inspiration to many artists. It has even been referred to as the most beautiful Pokémon of all.”

“ミロカロスは多くの芸術家に発想を与えてきた。全ての中で最も美しいポケモンとさえ呼ばれる。”

refer を「呼ぶ」にするのはかなり自分でも納得できていないところです。

「指示」など、そちらに注意を向けさせるというのがおそらく中心的な意味になる語なのでかなり情報内容が違う気がします。

女神と芸術

「ミロのヴィーナス」のみならず、女神を描いた芸術作品は多いです。

そして、結構な割合の作品が裸体です。

これには、思想的な側面と、建前としての側面があったようです。

一方に、「純粋なものは裸である」といった西洋思想が要因となります。

プラトンの唱えたイデア論の影響とも言われますし、聖書からして罪を得る前の人間は衣服を纏わないもの、といったことも関係しそうです。

こうして、女神や精霊は俗世の象徴である衣服を纏わない、という理屈が出来上がります。

一方で、そんなことは建前だ、という芸術家もいたようです。

(殊に女性の)裸体の作品への抵抗はもちろん見られたようで、市井の女性でそれを描くことが禁じられていた時期がありました(新古典主義)。

ただし、先述の理論もあることから、「女神だからセーフ」なわけです。

実際のところがどのような意図の作品なのかを知る由は今ではありません。

とはいえ、「機械体だから」「亜人だから」理論を見ていると、現代も古典もあまり変わらないような予感もしてきます。


さて、今週のポケモンはミロカロスでした。

『BDSP』の詰みポイントの1つだったような気がします。

ここだけはバトル中の回復を解禁するレベルで厳しかったです。

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

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参考文献

Bulbapedia
Wikipedia
日本文化の入り口マガジン
Pokemon Wiki
CreativeIdeaNote

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