Pokemon of the Week 280: Walking Wake

Walking Wakeの名前の由来・設定考察

Walking Wake
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詳しい内容は “続きを読む” から。

概要

第九世代に追加登場した、ウネルミナモです。

先日のPokemon Dayの配信後に、突如としてレイドに出現しました。

その存在はゲーム内のスケッチで仄めかされていましたが、多くの予想を裏切る姿で登場しました。

トドロクツキ/テツノブジンに並ぶ合計値590であり、パラドックスポケモンの中でも上位(だが単独首位ではない)と位置付けられているようです。

専用技として、晴れ状態でも威力が減衰せずに強化される特殊な水技であるハイドロスチームを持ちます。


名前の由来

Walking Wake (Paradox Pokemon)

Walking “歩く” + Wake “航跡” です。

お約束通り、パラドックスポケモンなので 一般名詞になります。

何かが動いた後水面に残る跡、という意味の wake はあまり馴染みがないかもしれません。

「水面」も「wake」も不定形なため、輪をかけてイメージのつきにくい名前をしています。


図鑑説明と設定

図鑑説明なし

このポケモン(たち)の存在は異例中の異例で、パルデアの図鑑にすら記録されません。

結果として、ゲーム本編に登場し、捕獲できるにもかかわらず、一切の図鑑説明文を持たないという初のポケモンになります。

今後、Home連携やDLCで記述は現れるのでしょうが、この状況は異彩を放っています。

また、メタ的な区分についても宙に浮いており、

  • 明らかに既存のパラドックスポケモンの一種だが、
  • 現状、特定期間の配信限定という「幻」カテゴリの性質を持ち、
    • しかし合計値は従来の幻の600ではないし、
    • そもそもパラドックスが(準)伝説かも諸説ある

というとにかく異常なポケモンです。

なお、日本語版のスカーレット/バイオレットブックのスケッチのページに「幻のポケモンの想像図」という記載があります。

これは英語版だと fantastical Pokemon で、カテゴリとしての Mythical Pokemon と異なるため、分類の根拠としては弱いです。

また、スイクンはその出自と生誕時期が伝承されている稀有なポケモンです。

ジョウトのやけたとうに落雷があったのはたかだか150年前なため、古代種が存在するのは異常です(もちろん、伝承が真である確実性もないですが)。

このポケモンの存在によって、そもそもパラドックスポケモンは現実改変の類で生まれたのでは、という線が強まります。

『SV』の今後

2023年の秋と冬にDLCが配信され、Home連携は春というのが発表されました。

ゲーム内のスケッチが3体の融合であったことを見るに、夏あたりを残りの2体で繋ぐのではないか、と考えています。

今回、ウネルミナモは水(=原種のタイプ)、テツノイサハはエスパー(=原種の持たないタイプ)の固有技を持ちました。

前者を見ると3体が同じ専用技とは考えにくく、古代種のみがそれぞれ別の固有技というのも考えにくいため、未来種の追加タイプはそれぞれ異なると思われます。

つまり、

  • 水/竜の古代スイクン、草/超の未来ビリジオン
  • 電/竜の古代ライコウ、岩/?の未来テラキオン
  • 炎/竜の古代エンテイ、鋼/電の未来コバルオン

といった形になると予想しています。

コバルオンの複合を電気で取ったのは、エンテイ側が「晴れのときにさらに威力が上がる炎技」のようなものを担いでくる可能性があると見たからです。

それに対応させると、「EFでさらに威力が上がる電気技」になります。

テラキオンのタイプは分かりません。フィールドに対応させるとすると岩/妖ですが、相方のライコウが別に対応天気を持たないので微妙です。

あと、別に古代種のタイプが竜である必然性もありません。

こう言ったものの、私は予想を尽く外しているので妄想に終わる可能性も高いです。

表明していませんでしたが、DLCは夏配信の夏休み編になると思っていたのでそれも外しています。

ただ、「学校内のイベント(授業等)を追加しなくていい設定」という都合の部分は掠っていた(林間学校/留学)ので、20点という感じです。


さて、今週のポケモンはウネルミナモでした。

突然の配信は嬉しいものの、図鑑くらいは用意してほしかっと寂しさもあります。

今後、彼らの正体について少しずつわかるのでしょうか。

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

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参考文献

Bulbapedia

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