Pokemon of the Week 294: Finneon

Finneonの名前の由来・設定考察

露骨な非最終形態消費回です

Finneon
“Swimming and fluttering its two tail fins, it looks like a BEAUTIFLY. At night, the patterns on its tail fins softly shine.”

Pokemon HeartGold Version

詳しい内容は “続きを読む” から。

概要

第四世代で登場した、ケイコウオです。

『DPt』の時点で、水面での出現がなく釣りでのみの出現だったため、プレイヤーとはすれ違いを起こしやすいです。

年々競争率の上がる旅水枠においても、海魚ゆえに登場が遅めなのもやや不遇です。

意外と生息域は幅広く、『XY』『剣盾』以外には何らかの形で登場しています(『HGSS』はポケウォーカー)。

水単の中では、「虫」「風」「光」関連の技を習得するところに個性があります。


名前の由来

Finneon (Wing Fish Pokemon)

Fin “ひれ” + Neon “ネオン(灯)” と思われます。

日本語の「蛍光」+「魚」と同じく、ほぼそのままですね。

ネオンの魚ということで、進化後の日本語名共々ネオンテトラを想起させる名前をしています。

小型で細身、そして体に特徴的な赤い線という見た目もかなりそれに近い姿をしているものの、淡水魚の彼方に対してこちらは一貫して海水魚です。

なお、ネオンテトラは光沢のある鮮やかな体色が光って見えるだけで、発光しているわけではないそうです。

見た目は明らかにそれなのに、重要な部分を2箇所も外してきているのが決め手に欠く感じを出しています。


図鑑説明と設定

“Swimming and fluttering its two tail fins, it looks like a BEAUTIFLY. At night, the patterns on its tail fins softly shine.”

“泳ぎ2枚の尾鰭をはためかせていると、アゲハントのように見える。夜には、尾鰭の模様が柔らかに光る。”

分類名には実在の動物を出すのに、説明文などではそれを避ける傾向にありますね。

登場順には問題ないとはいえ、別世代のポケモンを知っている前提の説明文はやや奇妙です。

比喩表現自体に、例えとして挙がる側は例えられる側より身近である、という前提があるからでしょうか。

設定上、「アゲハントの知名度>ケイコウオの知名度」という文脈が想定されることになります。

ちなみに、「チョウチョウウオ」という魚も存在します。

こちらは平たい体にヒレが一体化しているような形をしています。

海水魚とはいえ、あまりにも形状が違うのでこちらも少なくとも単独のモチーフではなさそうです。

やはり、海水に住んでいるのにネオンテトラなのでしょうか……


さて、今週のポケモンはケイコウオでした。

たまにこうして省エネがてら進化前を消費していきたいですね。

定期的に種類が増えるとは言っても、300回が見えてくると最終進化連発には不安を感じてきます。

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

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参考文献

Bulbapedia
Wikipedia Neon tetra Butterflyfish

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