Pokemon of the Week 333: Slurpuff

Slurpuffの名前の由来・設定考察

固有の進化アイテムがあるんですよね

Slurpuff
“It can distinguish the faintest of scents. It puts its sensitive sense of smell to use by helping pastry chefs in their work.”

Pokemon X

詳しい内容は “続きを読む” から。

概要

第六世代で登場した、ペロリームです。

同世代で追加されたフェアリータイプであり、『X』にのみ登場しました。

相方のフレフワン共々出番にはあまり恵まれておらず、なんと入手可能な本編作品は今まで『X』と『剣』のみです。

裏を返すと、バージョン限定が今まで一度も崩れていない珍しいポケモンです。

能力値は全体的に平坦で、数値自体はあまり高くないという当初のフェアリータイプを表したような性能になっています。


名前の由来

Slurpuff (Meringue Pokemon)

Slurp “すする” + Puff “膨らんだ菓子” と思われます。

日本語の ペロ + Puff とほぼ同じです。

ただ、日本語の「ペロ」には「ペロッと食べる」「舌を出す描写」など複数の解釈ができるため、それなりに情報は失われている気がします。

分類名の Meringue は「メレンゲ」です。

卵白を泡立てた菓子の原料で、フランス語からの借用語のようです。

発明された町の名前から取られているという説もありますが、確実なことはわかっていないそうです。


図鑑説明と設定

“It can distinguish the faintest of scents. It puts its sensitive sense of smell to use by helping pastry chefs in their work.”

“ごく僅かな香りも検知できる。菓子職人の仕事を助けるのにその敏感な嗅覚を役立てる。”

最上級を強調で用いていますね。

日本語での英文法としては最上級という名前ですが、英語での英文法では superlative という名前で扱われます。

「この上ない」という意味の形容詞ではありますが、日本語の「最上」よりは幅を持った表現です。

one of the best などという表現も最上級としては違和感があるものの、英語話者の直感としては必ずしも1つのみが該当するわけではないのでしょう。

話は変わりますが、香りに敏感な生物ということで、どことなく犬らしい表現がされています。

ただ、どこにも犬であるという証拠がないのは、なんとなくメレンゲの語源のようなところがあります。


さて、今週のポケモンはペロリームでした。

今までただの一度も野生出現したことがない上、特殊な通信進化なので貴重です。

正直、進化前共々今までで一番見かけるのは『GO』な気がします。

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

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参考文献

Bulbapedia
Online Etymology Dictionary
Wikipedia日本語版

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