Ursaringの名前の由来・設定考察
輸送の準備をしなくては
Ursaring
Pokemon Diamond Version
“In its territory, it leaves scratches on trees that bear delicious berries or fruits.”
詳しい内容は “続きを読む” から。
概要
第二世代で登場した、リングマです。
『銀』では登場せず、『金』でもクリア後限定という、追加ポケモンが出し惜しみされている第二世代らしいポケモンです。
最も目立っているのは、おそらく外伝作品の『XD』です。
最初に捕獲するヒメグマの進化後であり、高威力のおんがえしで最後まで頼れる優秀なポケモンです。
『L:A』で追加進化が、『SV』でそのまた特殊個体が追加されましたが、進化条件はかなり限定的になっており、後者に至っては現状、進化が不可能です。
名前の由来
Ursaring (Hibernator Pokemon)
Ursus “クマ属” + Ring “輪” と思われます。
日本語名とほぼ同じです。
熊とか大熊ではなく、とうみんポケモンなのですね。
Hibernator “冬眠動物” は hibernate “冬眠する” の行為者名詞ですが、これ自体、hibernation “冬眠” の逆成 (backformation) と言われています。
Backformation とは、語末に接辞らしきものがある場合に、それを外した「元」の形を(本来ないにも関わらず)作ることで新たな語が生まれることです。
有名なものでは、editor から edit という動詞が作られたと言われています。
図鑑説明と設定
“In its territory, it leaves scratches on trees that bear delicious berries or fruits.”
“縄張りにおいて、美味しい実や果物をつける木に爪痕を残す。”
Bear “つける/産む” という動詞を使っているのは意識してなのでしょうか。
かなり多義な動詞なので複数のものが合流していてもおかしくないと思いましたが、1つの語源から来ているらしいです。
「産む」という意味がこの動詞としては原義とも言えるようですが、さらに祖語まで遡ると「重荷を運ぶ」に辿り着くようです。
ロシア語に беременная “妊娠している” という同源の語があるそうで、こういった形で「重荷を運んでいる」から分岐しているのだと思われます。
当然ですが、動物の方の bear は別系統で、brown “茶色(の)” と関連するそうです。
さて、今週のポケモンはリングマでした。
『XD』でかなり頑張った上、「こんなんを のりこえた」がつき、追加進化もあるとなると輸送優先度が高いですね。
まずは、実家からWiiを掘り出すところからですが……
それでは、来週もまたよろしくお願いします。
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参考文献
Online Etymology Dictionary Hibernation Bear
