Hydrappleの名前の由来・設定考察
ドラゴンエールとドラゴンテールを間違える人がいるらしい
Hydrapple
Pokemon Scarlet
“Seven syrpents live inside an apple made of syrup. The syrpent in the center is the commander.”
詳しい内容は “続きを読む” から。
概要
第九世代DLCで登場した、カミツオロチです。
分岐進化のうち後世代で追加の一種のみがさらに進化し、しかもDLCで順次追加という異例の一般ポケモンです。
とはいえ、同期のブリジュラスが一般無進化からの600族昇格であり、それと比べるとやや微妙な性能のポケモンであることは否めません。
草/竜で氷4倍をはじめ耐性面に問題がありながら鈍足であることが苦しい点かもしれません。
専用技のきまぐレーザーも、3割で威力が80から160に倍加する個性あるものですが、常時160でも良いレベルだった気がします。
名前の由来
Hydrapple (Apple Hydra Pokemon)
Hydra “ヒドラ” + Apple “林檎” と思われます。
英語版の名前はかなりそのままですね。
日本語名は、複数の蛇が住んでいることから「過密」、分岐進化からのモチーフとして「蜜」、「大蛇」ともう少し複雑です。
図鑑説明と設定
“Seven syrpents live inside an apple made of syrup. The syrpent in the center is the commander.”
“七匹のオロチュが蜜でできた林檎の中に住んでいる。中央のオロチュが司令官である。”
Syrpent “オロチュ” は造語です。
Serpent “蛇” と syrup “蜜” を合わせた語だと思われます。
一応、意思を持つ主体だと思うのですが、小文字で記述され、複数形も存在することから一般的なポケモンに適応される文法規則からは外れています。
ミジュマルの scalshop “ホタチ” のように、個別ポケモンに関わる造語は一般的な名詞として扱われるため、これに近いのでしょう。
しかし、全体の Hydrapple より、syrpent の方が上手く2つの語を組み合わせた面白い名前に思えてなりません。
林檎と禁断の果実
名前や性能はそこそこのものの、ストーリー上の示唆としてはかなり印象強いポケモンです。
聖書の楽園追放の物語において、禁断の果実を食べるように働きかけるのは蛇です。
この禁断の果実は、しばしば林檎の形で宗教画に描かれます。
ラテン語 malus “悪い” と malum “林檎” が似ていたから、とも言われますが、確かな理由は明らかになっていません。
「蛇のような目」「林檎のポケモンが手持ち」と、スグリというキャラクターの行く末を暗示しているような要素でした。
後から振り返るとかなり露骨ながら、明らかに林檎の名産地をモチーフにした舞台のためうまく隠されていたのはかなり秀逸です。
ちなみに、男性の喉の(外から見た、いわゆる)喉仏の部分は Adam’s apple と呼ばれます。
飲み込みきらずに喉に引っかかっている、というイメージのようです。
さて、今週のポケモンはカミツオロチでした。
非常に恵まれたモチーフを持っているポケモンなのに性能が微妙なのが本当に惜しいです。
ブリジュラスは明らかにやりすぎているポケモンなのに……
それでは、来週もまたよろしくお願いします。
