Pokemon of the Week 85: Cradily

Cradilyの名前の由来・設定考察

岩に虫が等倍は忘れがちですが、
言われてみればバンギに蜻蛉が抜群ですね。

Cradily
“Normally, it lived on shallow sea shoals. When the tide went out, this Pokémon came up on land to search for prey.”

Pokemon Ultra Sun

翻訳・解説は “続きを読む” から!



概要

第三世代の化石ポケモン、ユレイドルです。

初代以来の二者択一型の化石から復活するポケモンです。

チャンピオンの手持ちとしても登場します。

弱点が分かりにくく、夢特性では水も無効化します。

カードでは、進化や退化、吸収とトリッキーな技を持つ印象です。

ちなみに、頭の黄色い二重丸は模様で、暗い部分に浮いている光が目のようです。


名前の由来

Cradily (Barnacle Pokemon)

Cradle “揺籠” + (Sea) Lily “(ウミ)ユリ” と思われます。

草タイプですが、ウミユリ自体は植物ではありません。

実際には動物で、ヒトデなどの仲間です。

cradle は、イギリスの福祉政策を表した Cradle to Grave “揺籠から墓場まで” が有名ではないでしょうか。

日本語名では ユリ + Cradle に加えて揺れる、幽霊、も想起させる名前になっており、なかなか手が込んでいます。

なお、日本語版の分類名でいわつぼ、という聞きなれない言葉が使われています。

どうやら、岩の窪みであったり、洞穴を表すようです。

「滝壺」と同様の意味合いということでしょう。


図鑑説明と設定

“Normally, it lived on shallow sea shoals. When the tide went out, this Pokémon came up on land to search for prey.”

“通常は、海の浅瀬に住んでいた。潮が引くと、このポケモンは陸上にやってきて獲物を探した。”

ちゃんと絶滅したポケモンは過去形になっているのが細かいです。

ウミユリは植物ではないので、食事をする必要があります。

どうも機敏に動ける設定ではなさそうなので、常時水中の方が都合がいい気がしますが……

殻が重すぎたオムスターといい、絶滅種は意図的に生態上の欠点を与えられているのでしょうか。

現在のウミユリ

化石になってこそいますが、ウミユリは絶滅した種ではありません。

シーラカンスなどと同じ、大半が滅びつつもごく一部が残ったタイプの生き物です。

プランクトンなどが主食で、狩りというよりは待ち構えて捕えます。

特徴は消化管の始まりと終わりが隣接していることで、要するに口と肛門が隣にあります。

現生種では、岩などに張り付かず水中を漂うものも多いようです。

一方、海底を移動する際には、上部の腕を利用する場合もあるそうです。

上では機敏に動けそうにないと述べましたが、ある観測では時速140mという、まあまあの速度で移動したとされています。

例によって、分類名の Barnacle “フジツボ” とは別系統です。


さて、化石ポケモンの湧いている今週はユレイドルを扱いました。

最近は英語というより、生物サイトになってきている気がします。

書く側としては調査に英語は使っているのですが……

文化モチーフのポケモンの回も増やしていこうかと思います。

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

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参考文献

Bulbapedia
Wikipedia Barnacle Crinoid
コトバンク

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