Pokemon of the Week 118: Amaura

Amauraの名前の由来・設定考察

東北に送られます
この時期、さむそう

Amaura
“Amaura was restored successfully, but it’s not expected to live long because of the heat of the current environment.”

Pokemon Ultra Moon

詳しい内容は “続きを読む” から。

概要

第六世代XYの化石ポケモン、アマルスです。

(時代に置いていかれていなければ)唯一の氷/岩複合タイプの系列のはずです。

岩としても氷としても珍しく、電気技をそれなりに習得する性質があります。

かなり遅れて夢特性・ゆきふらしも解禁されましたが、様々な問題からか使用率は奮いません。

氷/岩はそれなりに攻めには優秀ながら、鋼にどちらも通らず、鈍足なのに耐性が終わり気味なあたり使いづらさは否めません。


名前の由来

Amaura (Tundra Pokemon)

Amargasaurus “アマルガサウルス” + Aura “オーラ” もしくは Aurora “オーロラ” と思われます。

Ama-rusと縮約するとできるあたり、日本語名も結構そのままです。

日本語名では脱落していますが、aurora の部分が氷タイプの要素ということになるのでしょう。

オーロラは電磁波の現象ですから、電気技の習得もこれに対応してのことと思われます。

アマルガサウルス

アマルガサウルスは、アルゼンチンの La Amarga という土地で発見された恐竜です。

地名に因んだ命名ということですね。

長い首と、背骨の背中側から伸びた長い骨(とそれに張っていたと思われる膜)が特徴のようです。

この突起は特に首のところで顕著で、アマルスにはオーロラ様の膜として取り入れられています。

とはいえ、位置的にはまつげのようになっているアマルスより、進化後のアマルルガの方が正確です(しかも一枚)。

古代生物特有の意図のわからない身体構造には面白さがあります。

そういえば、首が長いので首長竜と書きかけたのですが、これは違う様ですね。

ブラキオサウルスやこれなどの陸生で首が長いものは、竜脚類(sauropod)というらしいです。

首長竜(plesiosaur)は水棲竜でネッシーのようなものということです。


図鑑説明と設定

“Amaura was restored successfully, but it’s not expected to live long because of the heat of the current environment.”

“アマルスは成功裏に復元されたが、現在の環境の暑さゆえに、長く生きるとは予想されていない。”

最近、言語から話題が離れつつあるのでここで調整しておきます。

文中の successfully についてです。

アマルガサウルスが発見されたアルゼンチンはスペイン語国家ですが、スペイン語で suceso は「成功」ではなく「出来事」です。

欧州言語は割と語彙知識の使い回しが効くとはいえたまにこういう罠があります。

ラテン語の succedere “進む/続く/登る” が元になっているそうです。

名詞化された時点で「成功」に意味が変じていたようで、どの意味が中心に受け継がれたかという問題のようです。

(続いて)「起こる」という部分が取られたのがスペイン語ということになるのではないでしょうか。

「続く」という意味では、英語にも successor “後継者”、successively “連続して” とありますから、消えているわけではないです。

動詞の succeed になると、「成功する/相続する」とどちらの意味も生きています。

なお、一方のスペイン語の「成功」はというと éxito で、これも exire “出ていく” を起点として英語 exit “出口” と妙な関係にあります。

成功した復元

そして、successfully と言われているからには、このポケモンはこれで完全体なのでしょう。

プテラあたりは元の姿に対して議論がある記述がありますが、こちらはこの姿で間違いないとも考えられます。

岩タイプがついているとはいえ、これは元来のものでしょうか。

だとすれば、剣盾のDLCでアマルルガが登場していることから野生出現があるのではと希望を持っています。

絶滅したと思われていたが、秘境で人知れず生き残っていたというのは設定的にも面白くなりそうですし。

まあ、単に個人的な希望です。

ガラルの化石も復元成功してあげてください。


以前、アルゼンチンの人とメッセージをやりとりしていたのですが、あるときから自然消滅してしまいました。

生まれてから雪を見たことがなかったそうです。

何となく、そのことを思い出しました。

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

前回の記事へ

参考文献

Bulbapedia
Wikipedia Amargasaurus Sauropoda Plesiosauria
Online Etymology Dictionary success exit
Wiktionary succedo éxito

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です