Pokemon of the Week 123: Dracovish

Dracovishの名前の由来・設定考察

実際、思ったよりまったりしている頭逆さ組より震えてるArctozoltくんの方がかわいそう

Dracovish
“Its mighty legs are capable of running at speeds exceeding 40 mph, but this Pokémon can’t breathe unless it’s underwater.”

Pokemon Shield

詳しい内容は “続きを読む” から。

概要

え、あの…はい…

第八世代の化石ポケモン、ウオノラゴンです。

その衝撃的な外見と設定から良くも悪くも話題になったポケモンではないでしょうか。

現在のガラルでは唯一の水/竜タイプで、一点特化型で凶悪な性能でもあります。

元威力が85なのに先攻補正で倍増し、特性・がんじょうあごの1.5倍が乗る専用技・エラがみを持つ倍率の鬼です(ついでに一致1.5倍)。

一応、本体の能力自体は言うほどでもないのが調整かもしれません。


名前の由来

Dracovish (Fossil Pokemon)

英語版の名称は、日本語版のような微妙なブレもなく完全なツギハギでできています。

日本語と逆に、前半部分が下半身、後半が上半身です。

残り2匹も含め、

Jolt “衝撃を与える” を元としたと思われる -zolt (パッチ-)
Fish “魚” と見られる -vish (ウオノ-)
Arctic “北極の/凍えるような” に似た Arcto- (-チルドン)
Dragon “竜” もしくは Draco “りゅう(座)” のような Draco- (-ラゴン)

となっており、完全にタイプのみからの稀有なネーミングになっています。

-チルドンも chill “冷やす/凍える” なので日本語も同じと言えます。

合体と能力

やはりというか能力値や特性にも規則性があります。

90-90-90-70-70-55 (465)を基礎値として、

  • -zoltはACに+10ずつ
  • -vish はBDに+10ずつ
  • Draco- はSに+20
  • Arcto- はCDに+10ずつ

以上の合計505を種族値とします。

特性も、-zolt がちくでん、-vish がちょすいを持ち、第一特性に反映されます。

未解禁の非公式情報なので詳細は伏せますが、下半身はそれぞれ夢特性を支配しています。

第二特性のみは特に規則性がなく、どうやらこの部分が合体によって生じた固有の性質のようです。


図鑑説明と設定

“Its mighty legs are capable of running at speeds exceeding 40 mph, but this Pokémon can’t breathe unless it’s underwater.”

“強靭な脚は時速40マイルを超える速度で走る力があるが、このポケモンは水中にいない限り呼吸できない。”

…はい。

unless = if – not と習うことが多いですが、冷静に考えると必ずしも等価ではないですね。

unless は、「節内の命題が真でない限り主節は真」です。
対する if – not は「節内の命題の逆が真ならば主節は真」です。

if は条件に従ってONにする、unlessはOFFにする、と言えるかもしれません。

(1) I will be shocked if he is not there.
(2) I will be shocked unless he is there.

(1)では「彼がそこにいない」が確認されるとONになって「私」は驚きます。

(2)では「彼がそこにいる」を確認するまでOFFにならず「私」は驚き続けることになります。

もちろん、上の図鑑説明のような恒常的な条件の場合など、ほぼ同様と言って差し支えないことが多いのは事実です。

科学は進歩するもの

この復元失敗にも見えるポケモンたちにも、特に理由がない訳ではないようです。

ロンドン万博に伴って建設された水晶宮(Crustal Palace)の移設地には、当時の学説から組み立てられた恐竜の展示があります。

「爪を角としてつけられたイグアノドン」など、現在では否定されている形で再現されたようです。

上下が入れ替わるハルキゲニアよろしく、古生物の復元というのは常に仮説の繰り返し、ということを反映しているのかもしれません。

イギリスモチーフのガラルだからこそとは言えるのではないでしょうか。

とはいえ、模型を立てるのと生き返らせるのでは生命倫理的に全く違うというのは確かに違いそうです。

復元者の名前がウカッツ(迂闊)、英語版で Cara Liss (careless)なので、ゲーム世界の設定はともかくデザインとしては強く失敗作を意識されているとは思います。


色々言われていますが私はすごく好きなキャラです

先週のサニーゴもですがかわいそうなキャラが好きです

ただ、全作品プレイヤーとしては捻ってきたなという印象の一方で、剣盾がポケモン初見だったら普通に引くとは思います…

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

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参考文献

Bulbapedia
Wikipedia
動植物・古生物研究所

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