Pokemon of the Week 132: Gyarados

Gyaradosの名前の由来・設定考察

なかなかこどもの日ちょうどに更新が当たらないので、この際単に近くの日付で書いてしまいましょう

Gyarados
“Rarely seen in the wild. Huge and vicious, it is capable of destroying entire cities in a rage.”

Pokemon Red Version

詳しい内容は “続きを読む” から。

概要

初代から登場する、ギャラドスです。

進化前は設定上最弱ですが、進化すると強力というポケモンです。

とはいえ現在では進化レベル20は育成が緩和されて相当近いので、上手く使えば序・中盤で数値の暴力を見せてくれます。

第二世代の『金・銀』では、色違いと固定で遭遇できるイベントも用意されました。

対戦でも、特性の追加、物理特殊分離、貧弱かつ変則的な飛行技をズルして強化する手段の登場など、割と毎世代追い風な印象です。

ちなみに、グリーン、ワタル、ミクリと最も多くのチャンピオンに使われているポケモンらしいです。


名前の由来

Gyarados (Atrocious Pokemon)

わかりません。

どこを探しても説得力のある説は見当たりませんでしたし、むしろ「ない」という線までよく出てきています。

この「ない」という説は実際のところ、かなりありえそうです。

手がかりとしては、ほぼ世界共通名であることと、英語としてはあまりにも無理のある Gya のスペルでしょうか。

もし英語や他のヨーロッパ言語に由来があるのであれば、わざわざこのスペルにする必要はないはずです。

どうしようもないのでとりあえず(ほぼ)ローマ字起こしした、と考えることができます。

すると日本語に由来があるということになりますが、どうもこれといった言葉が出てこないのではないでしょうか。

「逆」や「虐」を当てることはできますが、後半も考えるとどうも十分とは言えないように思います。

(個人的に、漢字1文字を当てるのはなんでもありになってしまうので避けています)

なので、とにかく暴力的な音の響き自体が由来と言えると思われます。

一応、フランス語(と中国語)は名前が違っており、前者では Léviator という名前です。

『Final Fantasy』でも出てくる水棲怪物の Leviathan を元にしているようですが、「ギャラドス」とはあまりに違いますね。


図鑑説明と設定

“Rarely seen in the wild. Huge and vicious, it is capable of destroying entire cities in a rage.”

“野生では滅多に見られない。巨大かつ獰猛で、怒りに任せて都市丸ごとを破壊する力がある。”

rarely は一見ただの rare の副詞形ですが、準否定語です。

副詞の否定が文頭に来ると倒置が起きたりして、受験生が泣くタイプの文が出来上がります。

ここではそもそも文として不完全なのでそういったことにはなっていませんが……

ちなみに、これは『赤・緑』当時の説明のようで、次作からは普通に野生で沸きます。

むしろ、そもそも野生のコイキングがいないBW以外ではどこかしらで必ず出ますし、釣竿で結構釣れる傾向にあります。

登竜門

この系統の進化が、鯉の滝登りに因んでいることは結構有名です。

黄河の急流である「竜門」を登り切ると、魚は竜になることができるという伝承です。

このことから、過酷な科挙を突破した者を、「登竜門」と呼ぶようになったのがこの言葉の由来です。

元々は、「試練」ではなくそれを突破した人間に対して使う言葉だったということですね。

それを考えると試練自体は「竜門」なわけですが、ここは意味変化と割り切っていいレベルでしょうか。

なんにせよ、鯉が(大)出世の象徴であり、鯉のぼりもそれに肖ろうという飾りということですね。


さて、今週はこどもの日が近いということでギャラドスでした。

実は、まるで意味不明な名前をしているポケモンが初期の世代を中心にもう少しいます。

それらを今後扱うかどうかは不明です。

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

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参考文献

Bulbapedia
Pokemon Database
Wikipedia日本語版 こいのぼり 登龍門
故事百選

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