4年前に進化後を扱ったらしいですがもはや記憶にないです
Doduo
Pokemon X
“A two-headed Pokémon that was discovered as a sudden mutation. It runs at a pace of over 60 miles per hour.”
詳しい内容は “続きを読む” から。
概要
初代から登場する、ドードーです。
『SM』以降ではリメイク作品を除いて登場していないため、近年ではあまり見かけないポケモンです。
初代ではリザードンも覚えなかったそらをとぶが使えることはしばしば取り上げられます。
『GO』の初期によく見かけるポケモンの一種であった記憶があります。
それももう7年前ですが。
名前の由来
Doduo (Twin Bird Pokemon)
Dodo “ドードー” + Duo “2人組” と思われます。
日本語の響きを残しつつ後半が「2」を明示しています。
duo はイタリア語由来の音楽用語として、「二重奏(の奏者)」も表します。
duo, trio, quartet, quintet, sextet と増えていきます。
このイタリア語(ラテン語系)の数字は double, triple, quadruple, quintuple といった倍数の形容詞にも見られる他、大きい数字の単位もこれと相関しています。
million 以降、billion, trillion, quadrillion, quintillion と、カンマが増えるごとに bi-, tri-, quad-と上がっていきます。
元が、繰り返しの名前の鳥の首を増やすというかなり思い切ったデザインなので、それに対してかなり頑張っている英語名だと思います。
ただし、「飛べない鳥」ではあるものの、ドードー鳥は鈍重な生物であり、ドードーの姿や設定はダチョウやエミューなどの方に似ています。
なお、ダチョウの足とエミューの足は爪のある指の数が異なりますが、ドードーの4本はそのどちらとも異なっています。
図鑑説明と設定
“A two-headed Pokémon that was discovered as a sudden mutation. It runs at a pace of over 60 miles per hour.”
“突然変異として見つかった2つ頭のポケモン。時速60マイル以上の速度で走る。”
何が突然変異したのかは設定されていないあたり、初代の設定のゆるさが見て取れますね。
-ed は、身体的特徴に付与することでその特性を持っている、という形容詞として使われることがあります。
ここでは two-headed “2つ頭の” ですが、他にも winged “翼の生えた” などがあります。
two-head や wing といった動詞が一般に使われるわけではないため、分詞形と似た過程で形容詞が作られる、少し特異な現象なのでしょう。
ちなみに、初代の時点でドードーが時速60マイル以上、ドードリオが時速40マイル近くで遅くなっているというネタがあります。
まあ、ポケモンの時速はまるであてにならないことで有名ですが。
さて、今週のポケモンはドードーでした。
カントーとカロス以外で通常出現するのはホウエンのサファリだけなので、世代によっては珍しいポケモンと思われているかもしれません。
……ポケモンの発売年を見ると年齢を感じて嫌ですね。
それでは、来週もまたよろしくお願いします。