Pokemon of the Week 33: Lotad

Lotadの名前の由来・設定考察

梅雨に入りました。
そんな今週は、雨のイメージのポケモンです。

Lotad 
“Its leaf grew too large for it to live on land. That is how it began to live floating in the water.”

翻訳・解説は “続きを読む” から!




概要

第三世代、ルビーサファイアで登場したポケモンです。
水/草は意外にも、系統固有タイプです。

カイオーガに対応して、当初はサファイア版でのみ捕獲できました。
2種類の通常特性が、どちらも雨の恩恵を受けます。

あめうけざらを通常特性として持つのは、この系統だけです。

アニメでは、タケシの手持ちとして登場しました。

登場世代でバージョン限定なのに加えて、その他の世代でも進化後のみ出現といったことも多く、地味に出会いにくいポケモンだったりします。


図鑑説明と設定

“葉は、ハスボーが陸上で生きていくのに重くなりすぎた。そういう訳で、水に浮かんで生活を始めた。”

いわゆる too – to 構文と、that’s why – の類似表現の that’s how が使われていますね。
float 以外は全て中学英語で読める、平易な文章です。

しかし、そんな雑な理由で水中生活に戻れるものなのでしょうか。

肺呼吸であれば葉の浮力で明らかに顔を出しての呼吸が困難ですし、エラ呼吸ならもともと陸上生活ができないはずです。

それとも、草タイプですし葉で呼吸しているのでしょうか?

浮力関係も気になります。
本体だけなら浮かびそうですが、他のポケモンを乗せて泳げるほどの浮力を生むようには見えません。(試算して見ればいいのですが)

他のポケモンを乗せてあげる間、水面下で必死に短い足を使って立ち泳ぎしていたら可愛いですね。

ポケモンなのでどうにでもなる、と言えばそれまでです。


名前の由来

Lotus “ハス” + Tadpole “おたまじゃくし” のようです。
Lily Pad “スイレンの葉” の可能性も指摘されています。(参考)

先週に引き続き、植物の名前が登場しました。
あまり馴染みがない身としては、通称と正式名、上位・下位分類と名前が多くて難しいところです。

ハスと宗教

ハスボーにあまり関係がないのですが、宗教にハスは多く登場しますよね。
例えば仏教でも、仏の立ち位置としてハスはよく現れます。

これは、濁った水に育つほど大きく美しい花を咲かせるという特徴によるものだそうです。

現世の苦難を経験するほど、といった語り方が宗教と相性がいいのだと思われます。

仏教では、極楽に咲き、仏像の台座などとなる他、浄土教の考えから「一蓮托生」という言葉に使われています。

「極楽で同じ葉の上に生まれ変わる」、「運命を共にする」という意味ですね。

同じアジア地域で源は同じかもしれませんが、ヒンドゥー教にとっても重要なシンボルらしいです。

高位の神、ブラフマーやヴィシュヌがハスと共に描かれ、女神ラクシュミの純潔や美しさのシンボルでもあるそうです。

宗教とは異なる場面でも、漢文の『愛蓮説』に、
予独愛蓮之出淤泥而不染、(以下略)
予は独り蓮の汚泥より出でて染まらず、(略)を愛す。

という記述があります。

アジア地域に特有のシンボルと言えるでしょうね。


梅雨入りの今週は、雨受け皿のポケモン、ハスボーを扱いました。

公式絵では葉に目が隠れて陰気な表情ですが、実は正面から見るとそんなことはなく、単なる無表情です。

ナマケロといい、第三世代は進化によるテンションの上下が激しいポケモンが多いですね。

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

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