Pokemon of the Week 番外編2: Ultra Necrozma

約1年半前に書きますと言っていました。
時代の切れ目をチャンスに書きます。

Necrozma (Ultra Necrozma)
“This is its form when it has absorbed overwhelming light energy. It fires laser beams from all over its body.”

Pokemon Ultra Sun

翻訳・解説は “続きを読む” から!



概要

サンムーンの伝説、ネクロズマです。

黄昏・暁の姿になってから、戦闘中のみ専用コマンドでこの姿に変化します。

能力値はミュウツーや3世代伝説の強化形態にこそ僅かに劣りますが、任意のタイプ変化と破格の必殺技を持ちます。

ひっそりとUSUMのパッケージアートの中央にも隠れていましたが、発売前から発見され、議論を呼んでいました。

「デオキシスがいる」と言われていたあれも今や昔です。


図鑑説明と設定

“This is its form when it has absorbed overwhelming light energy. It fires laser beams from all over its body.”

“これは、圧倒的な光エネルギーを吸収したときのネクロズマの姿だ。体の至る所からレーザー光線を発射する。”

通常形態でもレーザーを撃っていましたので、やっていることは変わっていません。

実際、これが完全形態というか、本来の姿ではないのと関連しているのかもしれません。

ゲーム内では示唆されるだけですが、公式情報にはしっかりと、「ネクロズマ自身も経験したことのない」と書かれています。

ストーリーでは、ネクロズマが人によって傷つけられ、砕けた体がZクリスタルとして散らばったと語られています。

Zクリスタルは名のあるキャラなら普通に持っている、ないし山積みにされるレベルの代物なので、相当量を損失したことがわかります。

この一件で光を蓄えられなくなり、暴走したというのがそもそもの原因のため、実はストーリーでは何ら根本的に解決が図られていません。

劇中でも、光を得たことで鎮まったでもなく、破滅の光を放つ姿より先へは進めていない状態です。

そして、本編中で図られた解決は、ヒロインが大切にしていたポケモンを(考えようによっては半ば生贄に)力を供給する、という策でした。

このあたりは、個人的にUSUMのストーリーがどうも不出来であると感じてしまう原因の一つです。

マイナーチェンジ前提の伝説を超えて、リメイクすら見越して形態を温存しているのか、とも思えてしまいます。

まあ、それはキュレムなんかもなのですが…

攻撃に転じた専用能力

さて、そんなウルトラネクロズマの専用Z技は、「天焦がす滅亡の光」です。

両端にダガーがつきそうな技名ですね。

英語版での名称は、Light That Burns the Sky です。

関係代名詞が入る技名とは、色々なゲームを見ても稀有に思われます。

主格の関係代名詞として極めてわかりやすい構造をしているため、何なら教材にしたいくらいの名称ではあります。

興味があれば覚えやすい、というのを前提にすれば、これ以上ない例文になります。

元技から倍増した200の威力に複数の特殊効果付き、パワーの本家本元に恥じない超性能です。

発動時にトレーナーがいつもより疲れる特殊演出もあります。

一方、特性は既存のプリズムアーマーからブレインフォース、英語名で Neuroforce に変化します。

neuro- は「神経の」を表す接頭辞のため、類似ですね。
脳科学の「ニューロン」などです。

『魔人探偵脳噛ネウロ』も neuro- が元ではないでしょうか。

元々はルナ/ソル/ネクロ全てが防御特性で統一されていたにも関わらず、攻撃に寄与する特性です。

形態変化で防御力を捨てていますし、やはり守り神には戻れていないのでしょうね。

この点、このポケモン単体での設定は一貫しているとも言えます。

USUM発表前に考察されていた龍の頭のモチーフも回収されていませんし、完全体にも期待したいところです。


そろそろ本格的にSwShの方に話題も移っていくのでしょうか。

未来の日付を見るたびに恐怖する今日この頃です。

ましてやネクロズマの完全体が見られるのがリメイクとしたら、果たして何年後でしょう。

こうして考察を続けていける環境を死守するため、懸命に働かねばなりませんね。

そう決意を新たにする、時代の切れ目でした。

令和でもまた、よろしくお願いします。

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参考文献

『ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン』公式サイト

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