Pokemon of the Week 273: Ceruledge

Ceruledgeの名前の由来・設定考察

ロッ◯マンでは…?

Ceruledge
“The fiery blades on its arms burn fiercely with the lingering resentment of a sword wielder who fell before accomplishing their goal.”

Pokemon Scarlet

詳しい内容は “続きを読む” から。

概要

第九世代で登場した、ソウブレイズです。

姿の似た相方と共にバージョン色を背負っていることから先行公開で準伝説を連想した人もいたそうですが、実際のところは限定道具による分岐進化でした。

これも方法に気づきにくい特殊進化であるため、情報を調べないプレイだと困る場合が多いようです。

専用技はむねんのつるぎで、吸収技としては90という高い威力を持つ炎物理攻撃です。

伝説専用のデスウイングすら80であるため、破格の性能と言えます(あちらは回復割合が高いですが)。


名前の由来

Ceruledge (Fire Blades Pokemon)

Cerulean “紺碧” + Edge “刃” + Grudge “遺恨” ではないでしょうか。

設定やゴースト要素の回収を考えなければ、前2つだけでも成立はすると思います。

日本語の方は、蒼 + Blaze “火炎” + Blade(s) “刃” ではないでしょうか。

「ソウ」については saw “鋸” や「双」を重ねることもできそうです。

相方との対応を考えると、色 + 炎 + 装備品 ということでいいのではないでしょうか。

どちらも、前後2つの部分のうち片方が「炎」要素を兼ねる構成が秀逸です。

なお、進化要素のノロイノヨロイは英語版だと Malicious Armor “悪意の篭った鎧”、相方のイワイノヨロイは Auspicious Armor “吉兆の鎧” です。

接尾辞を合わせてありますが、日本語の「呪」「祝」と比べると流石に対応が弱そうです。

やはり日本語にデザインが戻ってきたようで良いですね。


図鑑説明と設定

“The fiery blades on its arms burn fiercely with the lingering resentment of a sword wielder who fell before accomplishing their goal.”

“両腕の刃は目的を果たす前に倒れた剣士の怨念で激しく燃え上がる。”

逐語訳を考えないのであれば公式の日本語が完璧です。(当然と言えば当然)

“両腕の 炎の剣は 志半ばで 力つきた 剣士の 怨念で 燃え上がる。”

勝手に多数の怨念の集合体と思っていましたが、a sword wielder と単数なので1人の剣士の怨念ですね。

一方で、関係節内部では their goal と代名詞に their が使われています。

これは複数というよりも、性別を限定しないために使われている(比較的新しい用法の) they ということで良いと思います。

流石に図鑑で his / her と書くのは文体的にどうなのか、というのもあるのでしょう。

鎧の持ち主は一人だが多数の無念を集めて、というのもできそうなところ、単数で書かれているところに名もなき剣士の妙な底知れなさがあります。


さて、今週のポケモンはソウブレイズでした。

連れ歩きで出すと背後に回り込む挙動をするそうですね。

種族によって移動速度以外にも挙動や索敵範囲の設定が異なっている気がするので、誰か検証してまとめてほしいですね。

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

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参考文献

Bulbapedia
ポケモンWiki

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